海外の人が引くほど感心した「日本人の何気ない行動」7選

日本人が何気なくとる行動の中には、海外の人が「素晴らしい」と反応し、感動して下さるものがあります!

いつもの何気ないの行動に「すごいね」と感心して下さるというのは、とても嬉しいことですよね!

今回紹介するものは「嘘でしょ?笑」と驚くようなものから、日本では習慣やマナーとして扱われるようなものもあります。

では「海外の人(アメリカ人)が感心した日本人の何気ない行動」7選いってみましょう!

1.商品を元の場所へ戻す

アメリカスーパー-アメリカスーパーマーケット-スーパーの通路

アメリカのスーパーマーケットでお買い物の付き添いをしていたとき。

必要なものがすべて揃い、レジに向かってカートを押して歩いていました。

「これ、やっぱり1つでいいかな」

一緒にいたアメリカ人がそう言たので、「じゃあ戻してくるよ!」

商品を手に取って歩き出そうとする私に、「えっ!!大丈夫だよ、レジでキャンセルするから」

「大丈夫だよ、レジ行ってて」

商品を戻してアメリカ人の元に戻ると、「遠かったでしょう」

「ハードワークお疲れ様。あなたには感心するよ」と言われました。笑

自分で取ってきて気が変わったら、「戻そ~」とあたり前のように考えます。

ある日アメリカで「なんでこの商品がこんなところに?!」という光景を見かけました。

そしてその後すぐ「ちょうど良かった!これ買おうと思っていたんだよね」という感じで、その変なところに戻された商品をカゴにいれる人がいました。笑

要冷蔵や冷凍の商品でなければ、「元の場所に戻さななければ迷惑になる」という見方以外もあるよね、とその時思いました。笑

2.どこでも列がきれい

日本-日本列-japan-manner

日本で列ができていると、「いつもきれいだ」と感心していました。

小中たしか高校でも「列の乱れは心の乱れ」だと教えられた覚えがあります。

日本の学校で長期に渡り教えられてきたものは、学校以外の場所でも「日本人の特性/特徴」として表れることもこともあるのかもしれないと思いました。

日本の学校ではよくある「気をつけ」「前へならえ」なども、アメリカ人から見ればかなり独特です。

どんなに時代が変わっても、日本の学校教育の中で変わらない「教え」というものがあるというのを初めて気づかされたように思いました。

アメリカでも列はできますが、日本ほどいつも整ってはいない気がします。笑

日本-日本列-japan-manner

日本では、移動式の八百屋さんでカゴが列を作っていました!笑

カゴが列をつくり、その順番でお会計をしてもらうのだと教えてもらいました。笑

3.お見送りの仕方

ある日アメリカ人にお見送りをしてもらったとき。

「バーイ!」といってお別れをし、数歩歩いて振り返ったらもう誰もいなかったということがありました。笑

相手が見えなくなるまで手を振ることは、日本ではよく見る光景ですよね!

自分が見送られる側だったとしても、見送ってくれる人が心配になり何度も振り返っては手を振ることがあります。

アメリカでは、州により違いはあると思いますが、お別れにはキスやハグ、握手をします。

そして1度「バーイ」と言ったらそれが最後のお別れのあいさつです。

ある日、お別れのあいさつをしている日本の方二人を見かけました。

どちらかがお辞儀をして立ち去ろうとすると、相手がまたお辞儀をして、それに反応してまた相手がお辞儀して…

それを興味深げに見ていたアメリカ人に「あの状況では、どのタイミングで立ち去るのが正解なの?」と聞かれました。笑

お見送りの仕方でも国や文化の違いがあるなぁ、面白いなと思いました。

4.くつを帰りの方向へそろえる

日本-靴の揃え方-日本のマナー-japan-manner

5.エレベーターで「閉まる」を押す

エレベーターから降りていく人が、「閉まるボタン」をさっと押してから降りて行きました。

「あっすみません」

私が言い、その一瞬のやり取りを見ていたアメリカ人が、驚いた表情で私の方を見ています。笑

私たちに気を遣って押してくれた…

それにアメリカ人も気づいている様子だったので、私はただ微笑み返しました。

アメリカではエレベーターにセンサーがあることが多く、同じことをしてもドアが開いてしまうと言っていました。

日本のエレベーターはセンサーが違う形でついているものがあったりするので、この動作ができる環境が多いですよね!

同じ行動をする人を何度も見かけ、「みんなやってくれるね」と感心していました。

私はアメリカで、エレベーターに限らずドアを開けておいてくれる人の多さに驚きました。

後ろの人のためにドアが閉まらないように支えたり、時にはドアをあけて「どうぞ」と先に中へ入れてくれたり。

男女関わらず、アメリカではそれが普通であることに「すごい」と思います。

6.信号を渡るとき手をあげる

小学校付近を歩いていたとき。

下校途中の小学生が横断歩道に差し掛かると、元気に手をあげて渡りはじめました。

私はいつもの見慣れた光景を微笑ましく見ていましたが、「ワオ!」という声が横から聞こえてきました。笑

この「ワオ」を聞いて、日本とアメリカの違いを理解することは多いです。笑

「学校でそう習うんだよ」

その光景がなんとも興味深かったらしく、小学生が渡りきるまで立ち止まってみていました。笑

違う日。

お母さんと手をつないで横断歩道を渡る子が、空いている手を元気に挙げている様子を見かけました。

「体に染みついてるんだね」と感心していました。笑

横断歩道とは限りませんが、アメリカでは車が自分のために止まってくれた場合、「Thank you」の意味を込めて手をかざすような行動をみなあたり前にします。

小さなことでも、国の違いは面白いです。

7.車のバック駐車

「車、バック以外で駐車している人ほとんどいないね」

それには「確かに!」と私も反応しました。

「バック駐車むずかしいのに感心する」

「でも、どうして?」と聞かれ、考えました。

「車を出すときに出しやすいからかなぁ」

アメリカでは、頭からつっこんだ形で駐車する方が多いです。

でも頭からだと大きくカーブする必要があるため、スペースが狭いときなどはバックで駐車する人もいます。

「日本の駐車スペースの問題もあるのかも」と考えました。

最初は「こうした方が良い」と教えてもらったり、自分でなんとなくそうし始めたことでも、いつの間にか「無意識」になりますよね!

その無意識の中にはは、やはり日本で育った日本人に共通するものがたくさんあるなぁと思いました。