海外の人がごめんねと遠慮がちに反応「日本のここが嫌い」5選

観光で訪れるのと、住むのとでは、その国の印象が変わることがあります。

素晴らしいと思っていたことを、より好きになったり。

観光では知りきれなかった「住んだから分かる」ことを発見したり。

好き嫌いの基準も人それぞれで、海外で個人の置かれた環境や好みでも見方が変わってきます。

今回は「日本の好きでもあり嫌いでもあるところ」への反応を5つまとめました。

意見をもらったアメリカ人は日本が大好きで、日本に住むことをとても楽しんでいます。

大好きな国だからネガティブなことは言いたくないけど、こんな視点もあるという事を知ってもらえれば…

そんなアメリカ人の気持ちを尊重し、正直なリアクションをシェアさせて頂きます。

1.食

海外の人ごめんねと謙虚に反応-日本のここが嫌い-日本食-デパ地下

【好き】

日本食はヘルシーなだけでなく、味も美味しく、体にエネルギーを感じる。

盛りつけや器にもこだわる、そのプレゼンテーションにも感動するそうです。

日本が長寿国である理由は、食べ物を見れば納得すると言っていました。

また日本では日本食だけでなく、世界各国のユニークな食べ物が食べられるところも魅力だそうです。

日本に住むアメリカ人が、アメリカンフードを食べたければハンバーガーやピザ、ステーキなど思いつくものなら何でもあります。

それだけでなく、韓国、中華、インド、イタリアンなど思いつく限りの多国籍料理が食べられます。

そして日本食とひと言にいっても、お寿司、とんかつ、鰻、フグ、たこやきなど、その種類の豊富さも、アメリカとは比べ物にならないと言っていました。

食通の人が毎日外食をしても飽きないほど、魅力的な食べ物が日本には詰まっている。

最先端のレストランやグルメが食べられるのも楽しいし、お魚やシーフードが安く新鮮と言っていました。

【嫌い】

その一方、日本に住む外国人がみな日本食が好きという訳ではないという事を教えてくれました。

例えばアメリカ人でお米を食べ慣れている人もいれば、お米ではなくポテトを食べる人もいます。

お魚が好きな人もいれば、苦手な人も。

お米も魚も苦手な人は、日本での食生活にかなり苦労するそうです。

例えばアメリカは牛肉が安く、かなり手軽に買えますが、日本の牛肉はお魚と比べ割高です。

自分の好みで食べるものを選り好みしているとお金がかかる。

ファーストフード店は日本に沢山あるものの、日本のローカルのように暮らすには、食文化に慣れることは大切だと言っていました。

日本はやはりお魚が安く、食費を抑えるには欠かせない選択肢だそうです。

また何でもある日本ですが、恋しくなっても手に入らないものや、高くて買えない輸入物も意外と多くあるようです。

例えばマカロニチーズ、シリアル、安いピザ、電子レンジで作れるポップコーン、ポップタルトなどなど。

食が合わず日本が嫌いになるということはないですし、個人の好みで意見が分かれると言っていました。

ただ嫌いなところの1つになることもあるそうです。

2.住み心地

山手線-日本の電車Source: Mikael Leppä

【好き】

交通機関がとにかく最高!

JRと地下鉄だけでも最高なのに、バスまであってどこへ行くにも困らない。

交通機関の頻度に驚くだけでなく、時間通りが当たり前で、1分程度の遅延でも「お詫び」のお知らせがでる。

ヨーロッパや他の国でも交通機関が便利なところはあるが、日本ほど便利で正確な国はないと言っていました。

スイカやパスモのような電子カード1枚で、電車と地下鉄、しかもバスまで全部まとめて運賃が払えるのも便利すぎる。(お買い物もできちゃうことには大感激!)

他に便利なのはコンビニと自動販売機。

コンビニでは何でも買えるだけでなく、お金をおろしたり、請求書の支払いをしたり、荷物も送れる!

いつ行ってもきれいで清潔、サービスも素晴らしいし、とにかく街中のいたるところにある!

自動販売機も沢山あるだけでなく、飲みもの、タバコ、お酒、食べ物、お菓子、色々なものが手軽に買える場所もある。

ローソン-日本のコンビニ-深夜のコンビニ
Source: Janne Moren

都内のコンビニは24時間営業がほとんどで、夜中に行っても安全。

安全といえば、落とし物が自分の元に戻ってくる確率は日本は高いと驚いていました。

そしてその落とし物を預かってくれる交番のおまわりさんも親切で、迷子になると親切に道案内までしてくれる。

生活環境で好きな点は挙げたらキリがないそうですが、交通機関、コンビニ、安全性は大きなポイントだと言っていました。

【嫌い】

一方、日本の家の造りは「狭く感じるのだよね」と言っていました。

もちろん住む地域やどんな家に住むのかが異なれば、意見は変わってくると思います。

しかし、日本の一般的なお家の作りはアメリカに比べ小さめなのだとか。

天井が低めなので狭く感じるのかもしれない、とも言っていました。

もちろん日本の家とひと言にいってもさまざまなので、比べるのは難しいのですが、平均的な日本のアパートやお家が比べる対象になっています。

アメリカも州や住むエリアによって、住居の環境は大きく異なります。

ただ、平均的なアメリカのお家の天井は日本より高めに感じますし、仕切りがあまり多くないので開放的に感じやすいかもしれません。

3.仕事

サラリーマン-日本の通勤風景Source: SnippyHolloW

【好き】

日本人の仕事に対する姿勢は、日本のベストカスタマサービスに繋がっていると言っていました。

「お客様は神様」という日本の言葉を聞いたことがあったようで、日本人はその言葉通り本当にお客さんを神様のように扱ってくれる。

お買い物に行けば、店員さんは必要なものをすべて見つけられたか、「そこまでしてくれるんですか」と思うほど親切にしてくれる。

ある時オンラインでお買い物をして、間違ったサイズのものをアメリカ人が購入してしまった時のこと。

サイズ交換をしてもらおうと、レシートを持ってお店に行ったそうです。

しかしそのデザインでアメリカ人の欲しかったサイズは店頭になく、他の店舗にも確認してくれましたが、全店で売り切れ。

仕方がないので返品ができるか聞くと…

「お探しの商品でお客様のサイズがご用意できず、大変申し訳ございません」

そう言われ、とても驚いたそうです。

アメリカ人は、自分がしっかり確認せずサイズ違いで買ってしまったことに、やや後ろめたい気持ちがあったそうです。

しかしそのミスに対し何かを言われることがないだけでなく、快くサイズ違いを探してくれ、最後には「お客様の希望にそえず申し訳ない」なんて丁寧に言ってもらえ、感激してしまったそうです。

日本の従業員さんは態度、言葉遣い、おもてなしなど全てが素晴らしすぎる。

「こんなことは日本でしか起きない!」そう言っていました。笑

【嫌い】

その一方で、「働きすぎる日本人」は見ていて辛くなることがあると言っていました。

通勤電車での疲れた表情、浮かない顔で仕事に向かう人。

終電でぐったりと居眠りをするサラリーマン。

朝から晩まで飲食店で働く人を見て、「この人は今日家族と過ごす時間はあるのか」と心配になるそうです。

アメリカでもワークホリックな人はいますが、日本のレベルは比にならないそうです。

また「日本の文化的背景からくる働く者に対する期待」は恐ろしく高いと言っていました。

サービス残業、休日出勤、終電帰宅…

働く会社や環境によって状況は異なると思いますが、日本の働く環境は一般的なアメリカのものよりストレスが多いように感じるそうです。

「忙しく働くお父さんとあまり顔を合わせない」

私はそんな幼少期を過ごしたのですが、それが普通だと思っていたという私の発言にとても驚いていました。

4.流行

海外の人ごめんねと謙虚に反応-日本のここが嫌い-原宿-原宿ファッションSource: Dick Thomas Johnson

【好き】

日本はさまざまな事が発展している国で、便利で快適に暮らすのに申し分がない。

欲しいものや必要なものがあれば、何だってすぐに手に入る。

新しくやってみたいと思う事も、都会にいればすぐ始められるほど、何でも手の届くところにある。

日本人はお洒落な人が多く、街で見かける人は何か流行のものを取り入れていたり、流行に興味がなくても、きちんとした服装をしている人が多い。

日本にある沢山のサブカルチャーは、日本のユニークなものの1つで、それぞれが新しい流行を発信し影響力を持っている。

都会では新しいレストランやお店も毎日のようにオープンして、トレンドは頻繁に入れ替わる。

とても刺激が多く、話題が尽きることがないと、目をキラキラさせながら話してくれました。

海外の人ごめんねと謙虚に反応-日本のここが嫌い-銀座-流行に置いて行かれるSource: Albert Izquierdo

【嫌い】

流行を追う日本人は「大きな群れ」のように見えることがあると言っていました。

そのグループと一緒の行動をしないと、その環境に適応していないような、置いて行かれるような気持になってしまう。

自分には必要でないものを、「買った方がいいのかも」と思わせる何か。

何かははっきり分からないけれど、アメリカで感じなかったものを日本で感じることがあると言っていました。

流行だけに限らず、グループの持つプレッシャーのようなパワーは大きいそうです。

自分がどう感じるのかを言いずらく、自分が良いと信じるものを周りに影響されずに貫くのは、日本では大変だと感じることがあると言っていました。

グループやコミュニティが悪いという事は全くなく、それを心地よく思う人もいると思いますし、アメリカにもそういうものは存在すると教えてくれました。

しかし流行遅れや仲間外れ、または「あの人は変わっている」なんて言われることなどを含め、グループから外れることで起こるネガティブな事もあると言っていました。

5.友達

海外の人ごめんねと謙虚に反応-日本のここが嫌い-友達-帰り道Source: ginomempin

日本人は礼儀正しい、大人しい、行儀がよい、仕事熱心、謙虚などなど。

どれも私が話していたアメリカ人の、日本人に対する印象です。

日本人は優しい人が多く、日本に住み働く上で人に恵まれていると言っていました。

しかし友達を作るとなると「距離の取り方が分からない」と言っていました。

日本独特の「本音と建前」という言葉を学び、日本人はそれを会社のような特別な場所だけでなく、わりとどんな状況でも使い分けると知り「難しい…」と思ってしまったそうです。笑

アメリカでも、上司から「これ明日までにやっといて」と言われ「いや無理ですよ」と思っても、そうは言わない場面というのはもちろんあると言っていました。

でも親しい友人同士や家族、または夫婦関係では「できるだけ相手に正直に」という考えが、そのアメリカ人にはあるそうです。

「建前」で何かをしたり言ったりすることは、「相手に正直でない」ような気がする。

それをもしパートナーや友人に繰り返されたら、何が本音で、どれが建前なのか分からなくなってしまう。

以前「海外の人がマジと映画に反応『信じられない日本文化』」で紹介した、映画「おくりびと」の1シーンを覚えていますか?

不本意でありながら、旦那さんの提案に笑顔でだまってついてきた奥さんが、たまった不満を旦那さんにぶつけるシーン。

旦那さんのことが好きだからと本音を隠し、建前で何も言わず納得したように振る舞っていた奥さん。

それを知らなかった旦那さんは、不満がたまった奥さんに「あのとき本当は悲しかった」と言われ驚きます。

本音と建前という言葉を聞いて、「そういえばアメリカ人がこんなコミュニケーションはキツイなぁって、おくりびとを観ながら言っていたな…」なんて考えました。

アメリカ人に聞かれたのですが…

先日知り合った「お友達になれるかも」と思った日本人に、「また今度機会があれば!」と別れ際に言われたけど、その言葉をどう受け止めれば良いのかと。

それを本音と思い、また連絡して失礼にはならないか。

または、その言葉には表面下の意味が込められているのか。

日本人として本音と建前には慣れていたつもりでしたが、それを聞いて私も分からなくなってしまいました。笑

それにその状況でもし表面化の意味があったとすれば、「建前」というより「社交辞令」とも言えるような気がしました。

建前、社交辞令、愛想、お世辞など…これを全部アメリカ人が知ったらもっと混乱すると思い、もし聞かれたら答えようと思いました。笑

上司と部下、先生と生徒、先輩と後輩などの関係性がない状況でも、日本人はどれほど本音と建前や社交辞令などを使い分けているのか。

友達間などで「距離の掴み方が難しい」といったアメリカ人の気持ちに、「確かに難しい」と共感してしまいました。笑

海外の反応がウソみたいに聞こえる「意外すぎる日本の魅力」14選

日本人が海外の人に伝えたい日本の魅力。

例えば素晴らしい「おもてなし」や「最新テクノロジー」など、日本人目線で考えると出てくるものって、割と決まったパターンがありますよね!

しかし、外国人が「なんて魅力的!」と反応するものの中で、「これも?!」と思うような、ウソみたいに感じたものがいくつかありました。笑

でも、この日本の魅力も伝えないのはもったいない!

そこで今回は「海外の人(アメリカ人)が意外すぎる反応をした日本の魅力」14選です。

1.処方箋なくコンタクトレンズが買える

アメリカ人の反応が意外すぎた-これも日本の魅力-処方箋いらずのコンタクト

コンタクトを売っているお店をよく見かけ「眼科に行かなくても買えるの?」と聞かれました。

「そう、処方箋なくても買えるから」

「えっ、ウソでしょ?!」

アメリカでは合法的にコンタクトレンズを買う場合、必ず処方箋が必要です。

オンラインで買う場合も、処方箋の添付がなければ買えません。

アメリカでは処方箋に有効期限があり、それを過ぎると度が変わっていなくても処方箋また書いてもらわないといけません。

「コンタクトの人は日本では節約になるよね!」

アメリカ人の興奮気味な姿をみて、「これは日本のすごいことなんだ!」と嬉しくなりました。笑

2.たまごの色

アメリカ人の反応が意外すぎた-これも日本の魅力-新鮮たまご

私が料理中、キッチンにやってきたアメリカ人が「黄身の色!!」とビックリ。笑

ものすごくオレンジ色で、あまりにアメリカで食べているものと違い驚いたそうです。

「きっと日本のニワトリは、栄養の高いエサを食べてるんだね」

海外の人の反応が意外すぎた-アメリカのたまご

確かに言われてみれば、アメリカのはオレンジではなく黄色です。

比べると、確かに日本のたまごはビックリするほどオレンジ色。

「これが日本の長寿のひみつの1つだよ」と言われました。笑

3.公衆トイレが多い

アメリカ人の反応が意外すぎた-これも日本の魅力-公衆トイレ

「ここにもあった!」

日本の公衆トイレの多さに「便利だよね~」と言っていました。

日本の公衆トイレは移動式のものではなく、しっかりした建物として作られたものが多くあります。

アメリカでは公園やビーチの近くに移動式でないしっかりタイプのものがあることはありますが、いまのところ街中で見かけたことはないと思います。

ヨーロッパに行ったとき、公衆トイレが有料だったことに驚いた記憶があります。

トイレの入り口に立っている人にお金を渡したり、お金を入れると開く改札機のようなものもだったり。

しかも「外にあるのにわりとキレイだ」と言っていました。

4.公衆トイレのせっけん

アメリカ人の反応が意外すぎた-これも日本の魅力-網入りせっけん

公衆トイレで、アメリカ人に魅力的に見えたものはもう1つあります。

それがこのせっけん。笑

「小学校のとき、そうやってせっけんを使ってたよ」

そう言いながら、ネットに入ったせっけんで手を洗う私を見ていたアメリカ人が…

「これは賢いよ」と。

公衆トイレでせっけんが盗まれないし、乾きも早いから長持ちする。

アメリカの公衆トイレではせっけんではなく、プッシュすると液体か泡がでてくるタイプのものが主流です。

「小さくなったせっけんをまとめて入れても使えるよ」

「このアイデアすごい」と、うなづいていました。笑

5.ウェーブの手すり

アメリカ人の反応が意外すぎた-これも日本の魅力-階段のうねった手すり

「見てこれ!」

そう言われて見てみたら、ウェーブ状の手すりが!

「わぁ、なんだろコレ」と私も思わず言ってしまいました。笑

「きっと何か理由があるんだよ」とアメリカ人が言うので、手すりを使って階段を上ってみることに。

「なんか握りやすい」

そう言われて私も試しましたが、確かに従来のものより力が入りやすく、グッと腕を引いても滑りにくく感動しました。

「これは高齢者への配慮だよ!」と興奮気味に言われました。

これは今まで見る機会がありませんでしたが、日本の魅力と言える1つだと思いました。

6.自転車専用横断歩道

アメリカ人の反応が意外すぎた-これも日本の魅力-自転車専用道路

横断歩道を渡りながら、自転車マークを発見したアメリカ人に「自転車専用?」と聞かれました。

「そう、危なくないからいいよね」

そのアイデアに「おぉ~」とうなづきながら感心していました。笑

横断歩道についた自転車専用レーンは、はじめて見たそうです。

アメリカで自転車専用レーンといえば、横断歩道ではなく車道にあります。

自転車は車両と同じ扱いをされるので、道路と歩道の間にある自転車用の通り道を走らないといけません。

州によってルールが違うのかもしれませんし、同じ州でもエリアによってルールが変わることもあります。

しかしたぶん共通しているルールは、車道を走る際は車と同じ方向に走ることと、信号は車と同じものを見るか、自転車専用を見るか。

アメリカの中で、私が知っている限りではハワイのワイキキとダウンタウンでは、歩道は自転車を引いて歩かなければならないなど、日本と似たルールがあります。

日本も自転車は車両と位置づけられているみたいですが、アメリカのように明確に自転車レーンがある車道はまだ少ない印象です。

歩道を歩く人、自転車を道路で走らせる人、両方の安全が確保されるのが1番ですよね!

7.小さなガムシロップ

アメリカ人の反応が意外すぎた-これも日本の魅力-携帯用ガムシロップ

「シロップははじめてみた!」

そうアメリカ人がいって見せてくれたのは、小さな容器に入ったガムシロップ。

小さな容器に入ったコーヒー用のクリームなどは見たことがあったみたいですが、ガムシロップをみて感激していました。笑

「日本はアメリカにも欲しいものが沢山ある」

ガムシロップといえばアイスコーヒーやアイスティーですよね!

私はどちらも飲まないので「アメリカで冷たい飲み物を甘くするときどうするんだろう?」と、ふと考えてしまいました。

アメリカのスターバックスでお友達がアイスティーを注文した時、「Would you like your Iced Tea sweetened?(アイスティーはシロップ入りにしますか?)」とそんな感じで聞かれていた気がします。

自分で甘さを調節するのではなく、店員さんがしてくれていました。

通常スターバックスに行くと、自分で調節できるように、砂糖やミルクがカウンターに用意されていますよね。

そして確かそこのガムシロップもあったような…

アメリカでホットコーヒーを頼んだ場合、ミルクもお砂糖も日本と同じように自分で入れて調整します。

「でもアメリカのスタバでガムシロップ見たことないかも!」と思いました。

「シロップを自分で入れることってアメリカではしないかも」と、新たな発見がありました!

8.お魚グリル

アメリカで見かけない日本のもの全てが、アメリカ人にとって魅力的に見えるわけではないのですが!笑

日本のキッチンには必ずついてくる「お魚用のグリル」をみて、「グリルがついてる!!」と目をキラキラさせていました。笑

私の家のキッチンにだけついているものと思ったようで、「どの家庭にも日本のキッチンならついてるよ」

「このコンパクトのが?!」

海外の人の反応が意外すぎた-アメリカ野外グリル

確かにアメリカでグリルといったら、野外のものが一般的です。

よく考えてみたら、アメリカではグリルでお肉を焼くことが多いですが、日本はお魚が多いですよね。

お魚以外だと、母がスルメを焼いているのを見たことがありますが、アメリカでグリルでお魚をまるごと焼くのは珍しい気がします。

アメリカでグリルといったら、ホットドッグやハンバーガー、お肉の塊、そんなイメージでしょうか!

そうでない方もいらっしゃるとは思うのですが、アメリカはなぜお肉が多いのか?

それはアメリカは日本と違い、海岸沿いに住んでいないと鮮魚が手軽に安く手に入らないという理由もあると思います。

アメリカにもお魚好きの人はたくさんいます。

日本のグリルの火をつけて見せてあげたら、「わぁ火が上についた!」とまたびっくり。

日本人が、かなり手軽にお魚を焼いて食べれる環境にあることを学んだみたいです。笑

9.手軽に安く買える鮮魚

海外の人の反応が意外すぎた-これも日本の魅力-鮮魚

グリルのお話とつながりますが、日本のあちこちで売られているピチピチの海のものを見て「こんなに手軽に買えるなんて」とアメリカ人は驚いていました。

「しかも見るからに新鮮」

日本はお魚の消費量が多いですよね!

だから毎日新鮮なお魚を仕入れても売れるので、またすぐ新鮮なものが入ってきます。

アメリカはお魚の消費が日本と比べ少ないので、新鮮なものを食べられるのは特定の地域に限られてきます。

アメリカの一般的なスーパーでは鮮魚コーナーがあるのですが、種類も日本ほど多くなく、見るからに新鮮というものは少ないです。

もちろん例外はあると思いますし、あと日本ではあまり食べないティラピアやキャットフィッシュなどが売っています。

「しかも日本のお魚安い」

アメリカの内陸側でお魚が手に入ったとしても、アメリカは魚よりお肉の消費量の方が多いので、魚はお肉に比べ高めです。

私の見る範囲での話かもしれませんが、アメリカで安く買える「牛肉」は日本で高め、アメリカで高い「お魚」は日本が安めです。

需要と供給の関係で、アメリカのどの州でも、日本のようにお魚を買える環境を提供するというのは難しいのだと思います。

日本は手ごろで安いお魚がたくさん!

とにかく日本の新鮮なお魚やシーフードのお値段が、鮮魚が手軽に安く買える環境にいない私と一緒にいたアメリカ人にとって衝撃的だったみたいです。

「専門店でないスーパーでこれだけの種類が売っているなんて!!」とも言っていました。

もちろん日本国内でも、住む地域により鮮度の差はあると思いますが、日本で食べられる鮮魚の種類、お買い求めのしやすさはピカイチだと感じました。

10.路上の鯉売り

アメリカ人の反応が意外すぎた-これも日本の魅力-路面の鯉売り

「こんなところで鯉を売っているの?!」

街中で鯉を売る様子をみて喜んでいました。

アメリカにも鯉はいますが、路上で売っている人は見たことがありません。

アメリカ人の反応が意外すぎた-これも日本の魅力-路面の金魚売り

金魚も売っていてビックリ!

私も路上で金魚を売っているのを見たことはなかったのですが、「これは日本らしい光景なんだ」と気づかされました。

鯉は珍しくなくても、路上の鯉売りは珍しい。

そういう視点を私も持てたはずですが、日本で見たことのないものに対する「わぁ!」と思う刺激に慣れすぎてしまったのでしょうか。

外国人と一緒にいて気づかされることは多いです。

11.お店の外観

アメリカ人の反応が意外すぎた-これも日本の魅力-日本の飲み屋

日本の伝統的な建造物、近代的なビル、そしてもうひとつ「レストランやお店の外観がクール」だとアメリカ人が言っていました。

そのアメリカ人はディズニーランドなどでも、建物のデザインやディテールを見るをが大好きなのですが、日本の街並みは興味深く、特にレストランなどの外観がとても目を引くそうです。

アメリカ人の反応が意外すぎた-これも日本の魅力-道頓堀かに道楽

京都では特に祇園がお気にいりだったようで、「これがファサードでないのがすごい!」と感激していました。

ファサードというのは、正面だけにデザインなどを施したもののことです。

例えば正面からはお城のように見える建物で、実際上からみると正面にだけデザインがある、ただの四角い建物というような感じです。

「東京は魅力的な建物が多く、歩いているだけで楽しい」と言っていました。

12.回るシート

アメリカ人の反応が意外すぎた-これも日本の魅力-新幹線シート

京都行の新幹線に乗り込んだとき。

すべての座席が同じ方向を向いていて、私たちは4名だったので、くるっと座席を回しました。

「ワオ!!」

「どうやって回したの?!」

と興味深々。笑

回せることさえ知らなかったようで、「ここを押しながら回すよ」ともう一度回してみせてあげたら、「ワオ、すごいね」と喜んでいました。

「これなら4人でもバラバラにならなくて最高だね」

アメリカ人の反応が意外すぎた-これも日本の魅力-京都の路面電車

日本の魅力と思ったかは分かりかねますが、アメリカでそのアメリカ人は車移動が多いので、交通機関に関する「ワオ」はたくさんもらいました。

路面電車に乗ったとき、アメリカでは見たことなかった座席の配置に「ワオ!また新しいスタイル!」。

バスに乗ったとき、ちょうどタイヤの上にある座席の足元が高いことなどにも驚いていました。

また電車の座席が温かくなっているのを発見したときには「居眠りする人の気持ちがわかる」と言っていました。笑

13.お箸の使い心地サンプル

アメリカ人の反応が意外すぎた-これも日本の魅力-高級お箸

お箸を専門的に扱うお店に入ったとき、「日本のお箸に対するこだわりはすごい」と言われました。

「これ何?」

そう聞かれ見てみると、写真のものを指さしていました。

「使い心地を試せるんだと思うよ」

「試してみたら?」

お箸で石を持ち上げたまま私の方をみて「ワオ!」。笑

「全く滑らない!」と感激!笑

お箸はものにより使い心地が変わることを実感したみたいです。

「お箸の使い心地が試せるお店なんてはじめて!」

「これは良い日本土産だよ」と、菜箸にお友達の名前を入れてもらって購入していました。

14.かわいいパン

アメリカ人の反応が意外すぎた-これも日本の魅力-キャラクターパン

日本語の「Kawaii(かわいい)」は、海外で知っている人も多いです。

私が一緒にいたアメリカ人も、日本にはかわいいものが多いというイメージがあったみたいでです。

しかしこれを見たときには「見て!日本はパンまでかわいい」と大喜び!笑

なんでもかわいくできちゃうのは日本の魅力だそうです。

私は逆に、アメリカのカップケーキなどのかわいいデザインをみてキュンとしましたが、それはアメリカ人にとっては当たり前だったみたいです。

何がアメリカ人のハートをつかむのか、何が魅力的に映るのか。

それを探るのは本当に奥が深いです。

素晴らしいおもてなし、新鮮なタマゴ、可愛いパン…どれも同じくらい感激する日本の魅力だそうです。

日本人にとっては意外なものだったとしても、たくさんの日本の魅力を見つけてもらえたことが嬉しかったです。