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これをやめたら結婚が上手くいく?「アメリカ人との国際結婚」

結婚を機に生活がガラリと変わることがあります。

私の場合国際結婚だったのですが、それを機に過去のぐうたらな自分と決別しました。

もちろんあくまで私個人の体験談で、「結婚したらコレをやめるといいですよ」というアドバイスではありません。

どうしようもない彼女だった私が、「このままではいけない!」とやめた3ついってみましょう!

国際結婚(アメリカ)でやめたこと

1.趣味はやめた!

旦那さんがまだ恋人だったとき、私のダンス熱は人生で最高潮。

パフォーマンスが近くなると、お休みの日にも練習や衣装作りなどに時間を使いました。

自分の趣味が彼一緒に過ごせる時間を奪っている。

気づいてはいながら、彼とも上手くいきたい、けどダンスも大切。

彼の優しさに完全に甘えていました。

今なら「何やってるんだよ」と当時の私に言ってあげたいですが、当時は「彼女としてやれることはやっている」と訳のわからない思い込みの自信を持っていました。

どう考えてもそれは自分への過大評価のようなもので、実際は彼が私に歩み寄って理解してくれることで、私たちの関係は続いていました。

そして結婚を機に…

ダンスを含めた趣味を全部キッパリやめました!!

お稽古道具などはお友達にゆずったり、ダンスの教室に寄付し全てなくなりました。

知らなかった彼の悩み

恋人として同棲していたとき、一緒に住んでいるにも関わらず、顔を合わせるのは朝と夜だけ。

お休みの曜日も別々でした。

彼が休みの日も、私は仕事以外の時間を趣味にあて、半日一緒にいられることさえ稀でした。

そんな中一緒に過ごす時間を作るため、私が休みの日に合わせ彼は有給を使ってくれていました。

自分が休みの日でも、ダンスのパフォーマンスがある私のため車で送り迎えをしてくれました。

「こんなに応援してくれている。もっと頑張ろう!」なんて趣味にさらに力が入りそうなくらい、彼の理解は素晴らしかった。

しかし辞めたあとに知った話ですが、「こんな忙しい彼女とどうやって関係を築いたらいいんだろう」と彼は悩んでいたそうです。

また、かなり付き合いが浅い段階で「一緒に住もうか」と言ってくれたのも、少しでも一緒に過ごせる時間が増えるようにと考えてのことだったと、後で知りました。

2.お酒はやめた!

私にとってお酒はとても身近な存在でした。

しかし彼はお酒を飲まないので、お酒を飲むときはいつも一人。

最初は全く気になりませんでしたが、だんだん「一人で飲んでも楽しくないな」と思うようになり、前より頻繁にお友達と外出して、外で飲むようになりました。

それに対して彼は何かを言うどころか、安否の心配をしてくれるような人だったので、私が帰るとすでに寝てしまっている姿を見て申し訳ない気持ちが生まれました。

「友達を家に招いて飲もう」

外出せず、彼に心配もかけないので良いアイデアだと思いましたが、彼も私達と一緒に楽しんでいるという感覚はありませんでした。

誤解のないようにお伝えしておきますが、お酒を飲まない彼ではありましたが、いつも私達の会話に参加してくれ、楽しそうにしている私達をニコニコ微笑ましく眺めてくれていました。

しかし「なんかモヤモヤするな…」という思いは日に日に募りました。

永遠のさようなら

そしてある日、彼が私をお寿司屋さんに連れて行ってくれた時。

マグロしか食べられない彼は、一人でモリモリ食べる私の顔を嬉しそうに眺めていました。

彼は同じ料理やお酒を味わえなくても、私が嬉しそうにしていると、その「一緒に過ごす時間」を楽しみ感謝できる人です。

そんな姿を見て「私もこんな風になりたい」と思いました。

私はしてもらってばかり、受け取るばかりで、何も差し出していない…

「自分だけが美味しい、楽しいと思うものはもういいや」

やめるものはお酒でなくても良かったのですが、そう意識が変わってから、「お酒を飲みたい」という気持ちがわかなくなりました。

結婚してアメリカに移住し、日本のように付き合いで飲む場面もなくなったので、キッパリやめました。

ワガママでも優先したかった

彼と恋人同士だったとき、アメリカには期間限定で住んでいたので、その間に成し遂げたいことで頭がいっぱいでした。

アメリカ滞在中は、この目標達成のためにエネルギーを注ぎたい!

恋愛にエネルギーや時間を注ぐのはもったいない。

それにその頃は「恋人とは縁が切れても、友達との縁は一生続く」というのを信じていました。

それゆえ私がより多くのエネルギーや時間を注ぎたい比率は、恋人よりも友達の方が大きくなっていました。

またアメリカで限られた時間しかないという理由で、自分に都合が良いような考え方をして、多くの時間やエネルギーを自分の目標達成のために使っていました。

彼は何も言いませんでしたが、私の言動からその傾向に気がついていたと思います。

遠く離れた日本にいる友達と、側にいる彼。側にいるのになぜか私を遠く感じることもあったと思います。

彼との関係よりも短期間での目標達成に夢中になる私の背中を、どんな目で見ていたのだろうと思います。

3.自分都合の考えはやめた!

友達とは歴史も思い出もある。もう一人の人生ではなくなる。

「だからこれからは、旦那さんと一緒に、二人の人生の目標を持って進んでいこう」

正式に結婚をする前にガラリと意識を変えました。

今まで通り友達を大切に思う気持ちは変わらず、今までしていたことをしなくなったという事もありません。

未来の自分を守るため「友達を優先する」

また恋人の気持ちを察することなく「自分の目標を追い求める」

そういう自己中心的で自分都合な考えはやめました。

結婚して変わった感覚

恋愛とは大きく異なる結婚。

その違いの一つには「一人の人生が二人の人生になる」というものがあると感じます。

恋愛中は「自分が主人公の人生に彼がいる」という感覚があったように思いますが、結婚は旦那さんと「二人で一つの人生を歩んでいく」という感覚に変わりました。

気づいたこと

夫婦や家族の絆というのは始めからあるものではなく、結んで育んでいくものだということをシミジミ感じています。

それは親子でも兄弟姉妹でも、旦那さんでも、自分の子供でも、義理の家族でも同じことであり、どれだけ心を込め、本気で関わろうとしたかで関係性は変わるものだと今も信じています。