日本や日本人に強く関心を持ち、そんな素晴らしい国に行ってみたい!
もっと知りたい!
そんな気持ちで日本へやって来たアメリカ人が、「思い描いていた通り、流石だよ」
そう思わず反応した、日本で見た、知ったこと。
「海外の人(アメリカ人)が流石日本だ」と称賛せずにいられなかった6選いってみましょう!
1.高齢者のパワー
ある日、日本観光中にひと休みしていたとき。
腰の曲がったおばあちゃんが、杖を上手に使い、ゆっくりと歩いてお店に入っていく様子を見かけました。
「すばらしい」
あんなに腰が曲がっても「元気に歩いている」ということに驚いていました。笑
「車いすを使わないなんて」
すると今度は、さらに腰の曲がったおばあちゃんが小さなカートをゆっくり押しながらやってきました。
「日本のお年寄りは流石すぎる」
これが日本か!と言わんばかりに感動していました。笑
その後も、おばあちゃんおじいちゃんを沢山みかけましたが、杖を使っている人の少なさに驚いていました。
「なんてパワフルなんだ」
日本の高齢者のみなさんのパワフルさを実際目にし、すごいと感動していました。
2.日本の技
デパートでお買い物のとき。
ラッピングをお願いすると、店員さんは別のカウンターに商品を持っていき、私たちからも見える距離でラッピングをはじめました。
あっと言う間にラッピングを終え、「こんな感じでよろしいでしょうか?」
その早さとラッピングの美しさに「ビューティフル」とアメリカ人が言っていました。笑
「なんてプロフェッショナルなの」
「あなたのテクニックは世界で通用する」
と、店員さんを褒めたたえていました。
ある日街中で、どら焼きの皮を焼く人を発見。
一定のリズムを保って、ひょいひょいと皮をひっくり返す姿に「なんて正確なんだ!」。
たこやき屋さんでも同じように感動していました。
それぞれの分野で技を極めている日本人を目の当たりにして「やっぱり流石だよ」と言っていました。
3.空間の芸術
「こんな細いビル見たことないよ」
そう言われて見てみると、こんな建物が!
すると「東京は空間を上手く利用したアイデアが多いよね」
「言われてみればそうだなぁ」と思っていたら…
「ほら、またあった」
そう言われ見ると、ものすごく細い自販機を指さしていました。笑
「空間にはめるために、自販機も細くなっちゃう」
別の日には、「ここも素晴らしい空間の利用だよね」
そうアメリカ人が言ったのは、新宿の思い出横丁。
この狭い空間に、これだけのお店が入っている雰囲気がユニークだと言われました。
空間の利用…
そんな風に東京を見たことがなかったので、その視点には興味をそそられました。
「見てよこれ!」
そこにあったのは、二股に分かれた歩道橋。笑
「東京には素晴らしいアイデアが詰まっている」
「流石だ」と言っていました。笑
4.ごみが落ちていない
日本はごみ箱が少ないのに、ごみが全く落ちていないなんて「奇跡だよ」と言っていました。笑
ある日住宅街で、掃き掃除をしている人を見かけました。
「自宅の前の掃き掃除はルールで決まっているの?」
そうアメリカ人に聞かれ、「うーん、決まってないと思うよ」
アメリカでは州によって、雪が積もったら自宅前の道路は雪かきをしなければならないという、ルールがあるところもあると聞いたことがあります。
「どうして掃除してるんだろう?」
不思議そうに眺めるアメリカ人に、「家の前だけじゃなく、近所のお掃除をボランティアでしてくれる人も多いよ」
そう私が言うと、何かに気がついたようで…
「日本の街にごみが落ちていないのは、そういう人たちの努力もあるんだ」
そう言われハッとしました。
渋谷のハロウィンの翌日、ボランティアでごみ拾いに行ってくれる人たちもいますよね。
心からありがとうと感謝の気持ちで溢れました。
5.ごみの分別
出かけるついでにごみ捨てを頼まれたとき。
アメリカ人とごみ収集所まで行って、「こっちが燃えるゴミ用なの」と何気なく伝えました。
「燃えるゴミ?」
「そう燃えないゴミはこっちじゃなくてあっち」
「分別するの?!」
そこから「日本でのごみの扱い」について、ごみ収集所で説明することになりました。
燃えるゴミ、燃えないゴミ、ペットボトルや缶、瓶。
粗大ごみは地域によって異なるけれど、有料であること。
紙パックなどは、リサイクルのために洗って切ったりすること。
ものすごく驚いていました。
その後、ゴミを捨てるとき「これは燃える?燃えない?」と聞かれることが多くなりました。笑
ごみの分別というのをしたことがない人にとって、燃える燃えないを見分けるのは難しいそうです。
マクドナルドだったと思うのですが、2つのゴミ箱に「右にはコレ、左にはコレ」と絵が描いてあるのを、アメリカ人が発見しました。
「マクドナルドでも分別するんだ!!」とものすごく感心。
「飲み残しはここに流してから、カップを捨ててね」
驚いた表情のまま、飲み残しを流していました。笑
アメリカでは、州により違いがあるのかもしれませんが、飲み残しもそのままごみ箱へ捨てれます。
瓶やガラス類などリサイクルに力を入れている州もあれば、そうでない州もありいろいろだと思います。
6.何でも時間通り
日本の交通機関の時間の正確さに、「流石」の言葉が止まらなかったようです。
しかも到着すると、ものすごい早さで出発する。
「時間通りにホームにいないと、電車に乗り遅れちゃうよね」と驚いていました。
「でもラッシュアワーなら3分後くらいには、また次の電車がくるよ」
「ほんとに?!」
電車の時刻表を見せると、「1時間の間にこれだけ電車がくるってこと?!」とまたびっくり。
そんな話をしながら、となりのホームで人が電車に乗り込んでいく様子を眺めていました。
「あのプルルって音は何?」
「あの音が鳴ったらドアが閉まるから気をつけないといけないの」
電車が到着してから、発車のベルがなるまでの短い間に、ホームにいた人がみな迅速に電車に乗り込んだことに感心したみたいです。
日本はバスも時間通り。
ある日バス停でバスを待っていたとき。
あと1分でバスが到着するというタイミングで、列に並んでいた人がバックから小銭をだしたり、定期券を手に用意するという動作をはじめました。
それを見ていたアメリカ人が、「みなの協力もあるから、時間が正確なんだ」
すごいところに目をつけたなぁと感心してしまいました。
日本の交通機関の時間の正確さは、乗り降りが迅速にいくようにと努める、利用する人のサポートも大きく関わっていたんだ!
それに気づかされ「流石日本人」と私も思いました。
最後に
これをしてるから「良い」ということはありませんが、「流石日本/日本人だ」と言ってもらえハッピーな気分になりました。
日本だけ、日本人にしかできないこと。
そういう1つ1つの積み重ねが、「日本、日本人て素晴らしいね」と言われることに繋がるのだなと実感しました。