海外の人が日本で「こんなの日本だけ」と反応するとき。
素晴らしいものを見たとき。
素晴らしいおもてなしやサービスを受けたとき。
今まで見たことのないものを見たときなど、色々ありますよね!
今回はその中でも、海外の人が日本で「クレイジーなもの」を見たときの反応です。
日本人にとっては、例えば海外のレストランですごい量がでてきてクレイジーと思う事ありますよね!
見慣れているものが異なれば、日本人が驚くような反応もたくさん!
「海外の人(アメリカ人)がクレイジー!こんなの日本だけ!と驚いた」19選いってみましょう!
1.エスカレーター
「あれ見て!」
そう言われて見たら、この短いエスカレーターがありました。
「どうしてこんな短いエスカレーターを作ったのかな?」
車椅子や足が不自由な人のためかな。
スロープは作れなかったのかなぁ。
何でだろう…と、私も答えに困りました。
「エスカレーターがこんなに短いなんてクレイジー」と言われました。笑
日本のものすごく長いエスカレーターも!
大江戸線に乗ったとき、長いエスカレーターをぐんぐん下って行って不安になってしまったみたいで…
「こんなに地下を下がったことないよ」
「どれだけ深いのか考えるとゾッとする」
確かに日本の地下鉄は、路線図をみるとクレイジーだなぁと私も思います。笑
私も大江戸線のエスカレーターを下りながら、「確かに深い…」考え出したらゾッとしました。笑
この細いエスカレーターをみたときは「細いね~一人用?」と聞かれました。
一人用エスカレーターもはじめて見たそうです。
2.なんでも小さい
日本人がアメリカに行くと、なんでも大きいと感じることがありませんか?
それなら、アメリカ人が日本に来れば「なんでも小さいな」と思わないはずもないですよね。笑
しかし、「小さい!!」と驚いていたものの種類が面白かったです。
まずは冷蔵庫。
「日本にはこんなに小さいのがあるの?!」
日本の平均的な家の間取りは、アメリカと比べると狭く、キッチンスペースもコンパクトです。
「スペースが限られているから、ニーズに合わせた大きさなんだと思うよ」
アメリカでは二人暮らしであっても、日本の四人家族が使うような大きさの冷蔵庫を使います。
「日本の商品から、日本の生活が見えてくるの面白いね」と言っていました。
それと、交番!笑
「KOBAN」と英語で書かれた看板をみて、「KOBANってなに?」と聞かれました。
実はアメリカに交番はないんです。
だから、交番がどんな役割を果たすのか説明しました。
「警察署ってことだよね?ずいぶん小さいね」
「警察署は大きいのがあるんだけど…」なんて説明をしながら、交番のおまわりさんはそのエリアの治安を守ったり、道を聞いたり、落とし物を届けたり…
警察署よりもっと気軽に行けるところだよ~なんて話もしました。
そしてある日、おまわりさんが自転車でパトロールしているところを目撃!
「自転車?!」と驚いていました。
アメリカでは都会なら徒歩で巡回するおまわりさんもいると思いますが、ほとんど車です。
「本当に何でも小さい」と見せてきたのはビールの缶。
そして軽トラをみた時とき「アメリカにもほしい」と言っていました。笑
アメリカには軽トラも、軽トラのようにコンパクトだけど中が広々とした車もないので、輸入したいそうです。
3.キャバクラ
私が案内していたアメリカ人の方は、ホストクラブの存在をYouTubeで観て知っていました。
そこで、キャバクラの看板を見たとき「これはホストクラブの反対で、女の子と飲める場所だよ」と教えてあげました。
ホストクラブの存在もクレイジーだったそうですが、キャバクラにもびっくり!
「日本の飲み文化は深いね」
ついでにガールズバーやもう少しディープなお店の話もしたら、「普通に日本観光に来ただけじゃなかなか知れないね」と言ってました。
アメリカでもロサンゼルスなど場所によっては、日本のキャバクラがあると聞いたことがあります。
私は逆に「アメリカでアメリカ人は行くのかな?」とふと不思議に思いました。
4.立体駐車場
「なんてクレイジーな造り…」
そう言って見ていたのが立体駐車場。
車が停まっていたので、駐車スペースであることは理解できたようです。
でもどうやって上に車を持ち上げるのか、下に車があったら上の車は出せるのか、色々なことを考えていたみたいです。
私も実際よく分からないので、「すごいよね」と一緒に考えていました。笑
その後、たまたま通りかかったのがこの駐車場。
「これはどういう仕組みか知ってるよ」
そう言って説明をしてあげると、「これは駐車場の未来だよ!」と言っていました。笑
頭から入ってきた車が、このターンテーブルで回って、バックで駐車場に入っていく様子。
戻ってきたお客さんの車が、扉が開くとそこにすぐ用意されたこと。
「Wow!」が止まらなかったみたいです。
私も子供のころ、お父さんが車をこのタイプの立体駐車場から出す様子をみて「わぁ~」って思ったのを思い出しました。
アメリカの広々としたスペースの駐車場に、私としてはWOW!ですが、アメリカ人には縦長の駐車場が珍しかったみたいです。
5.宝塚
アメリカ人の方が日本の男性を見て、女性と間違えることがあると言っていたことがあります。
特に色白で細く、ひげも薄いと、声を聞くまで区別が難しいそうです。
そんなことを聞いていたので、電車の中でこのポスターをジーっと眺めているアメリカ人の方に「あれは全部女性だよ」と伝えました。
「女性?!」
「てっきり女の子みたいな男の子かと思った!」
宝塚という劇団があって、所属しているのはすべて女性で、男性役も女性がやるんだよ~と説明しました。
それと、女性のファンが多いことを伝えると「男性の格好をした女性に女性が憧れるってこと?」
「そう」
もうクレイジーと言いたい気持ちは顔を見れば分かりました。笑
6.キスマイフット
「すごい名前だね」
と言われて見たビルボードにはアイドルの彼らが!
今まで気にもしませんでしたが、そう言われるとキスマイフットってすごい意味の英語がグループ名なんです。笑
誰かに言えば「足にキスしろよ」みたいな意味になります。
王様が命令でいうような状況を思い浮かべます。
英語では「kiss my feet」になるのでfootではないのですが、キスマイフットと聞いてアメリカ人はkiss my feetを連想するそう。
「でもkisのsが1つ足りないから、そういう意味でつけたのではないかもね」
そんな会話をして終わりました。
7.高級な犬
日本のわんちゃんの値段はアメリカと比べ高めです。
たまたま入ったペットショップで売っていたマルチーズのお値段に仰天!
「どうしてこんなに高いの?!」
アメリカで100万円もする犬は、私の経験上見たことがありません。
このお店のわんちゃんが異常に高価だったということもありますが、全体的に日本はペットの値段が高いと思います。
アメリカではどんなに高くても$30から$2000(今日の為替で約3400円~23万円)くらいでしょうか!
Humane Societyというペットを保護する施設がアメリカ全体にあり、そこにいるペットを家族として受け入れる人もとても多いです。
その場合にかかる費用は、だいたい$50から$400(今日の為替で約5700~4500円)くらいです。
私もポメラニアンを飼っていたのですが、アメリカで高いとされる23万は軽く超えました。
このマルチーズと同じように両親がチャンピオン犬だったのですが、そんなことは割とどうでもいいかなという感じでしたが、それも値段が上がる理由みたいです。
アメリカでチャンピオン犬の赤ちゃんとして値を上げたとしても、100万円払う人はだれもいないと思います。
8.ラブホテル
ラブホテルの料金表に「休憩(Rest)」と英語で書かれているのをみて、この会話がはじまったと思います。
「このホテルを休憩で利用する人がいるの?」
「うん。ホテルじゃなくてラブホテルって言うの」
「ラブホテル?!」
そこからラブホテルについて説明すると、その存在に驚かれていました。
そしてラブホテルを利用して、そういう行為をすることが当たり前になっていることにも。
その後、街歩きをしていたとき「気づかなかったけどラブホテルけっこうあるよね」と言われました。笑
9.ビューティーグッズ
ビューティーグッズは違う種類を見るたびに「グレイジー」が止まらなかったものでもあります。
「美」に対する意識というのは国によって違うと思いますが、「アメリカ人と日本人の美に対する違い」を学ぶきっかけになりました。
例えばこのパーツ美人。
「小顔補正用って書いてある」と私が言うと、「小顔になるためにここまでするの?!」とビックリ。
ちなみにアメリカで「顔が小さい」と表現するとき「small face」とは言わず、「small head」と言います。
顔は頭に含めて「頭が小さい」というようなニュアンスになり、顔が小さくなりたいと言っているアメリカ人に私は会ったことがありません。
中肉中背で頭(日本でいう顔)の小さいアメリカ人の子は、体と頭のバランスが悪いことを気にしていました。
頭が小さいと言われると、体形は気に入っているだけに、頭がもう少し大きかったらな…と言っていました。
それゆえ、アメリカで「顔小さいね」を日本での誉め言葉のように使うのはあまりおすすめしません。
「顔小さいから何なの?どういう意味?」って聞かれそうな気もします。
「Nose Shaper」という名前の意味が分からなかったそうです。笑
日本人は西洋人のような鼻筋の通った鼻に憧れる傾向がありますが、アメリカ人にとって「鼻筋がほぼない」という意味を理解するのに時間がかかっていました。
そこでアメリカ人がかけていたサングラスを私がかけて、「ほら、私は鼻筋がないからずるって落ちちゃうでしょ」と説明。
私の鼻をみて「確かにここの高さが低いね」
いままでそんなことを意識したことがなかったそうです。
以前私のお友達が、鼻筋が通って、先がツンときれいな鼻をしたアメリカ人に「そういう鼻に憧れる」と心から言ったときのこと。
「私の鼻大きいから嫌いなの。あなたの小さい鼻に憧れる」とアメリカ人の子が言ってて、ほう!と思ったことがあります。
ものの見方の違いは非常に面白いです。
もう「オーマイガー…」です。
欧米ではカミソリよりワックスと書いてありますが、人によると思います。笑
私が案内していたアメリカ人は、ブラジリアンワックスは知っていたものの、この鼻毛処理法は衝撃だったみたいです。
その後もクレイジーがつづきました。笑
「へえ~こんな商品があるんだ」と日本人なら買う人もいそうだななんて流せそうなものも、その感覚のない海外の人にとっては驚くものばかり!
「見た目はクレイジーだけど、実用性がありそう」と思ったのが私の頭の中で、アメリカ人の方は「クレイジーアイデア」です。笑
日本の美容グッズを見ててよく分かったのは「日本人は焼けたくないということ」そう言っていました。
たしかに写真のようなものからアームカバー、あと何かと「美白」とつくものを沢山みかけました。
「どうして白い肌にそこまでこだわるの?」
そう聞かれて、私も色白の方がきれいとかあまり肌の色を基準に考えたことがなかったので答えに困りました。
「ユリは日本人だけど黒いよね」
そうなんです。私はビデオの中では白く見えますが、実際はかなり小麦色です。(焼いてません)
「黒いほうが良いって時代もあったけど、いまは白くなりたい人が多いね」
「きれいな小麦色は健康的に見えていいよ」と、ぽんと肩をたたかれました。笑
10.自販機
日本の自販機の数にも驚いていましたが、「クレイジー!」がでたのは飲みもの以外のものが買える自販機を見たとき!
見えづらいですが、これはラーメンが買えます。
他にもアイスクリーム、パン、バナナ、お花など挙げればきりがないほど日本にはありますよね!
飲みものですが、温かいものが自販機で買えることにも感激されていました。
アメリカにも自販機はありますが、冷たい飲みものとお菓子くらいです。
「見てこの小さな自販機!!」
そう聞かれて見てみると、こんな小さな自販機が!!
「車いすの方や高齢者用かなぁ」
そう私が言うと、「お金を入れる位置を下げたりするんじゃなくて、小さい自販機を作っちゃうのが日本らしいね」と言われました。
そう言われ「あーこの高さなら子供もメニューが見れるよね!」
「ほんとだー!」
なんて実際のところは分かりませんが、一緒に感動しました。
11.フクロウカフェ
猫や犬のカフェを聞いたことがあったみたいで、「飼いたくてもアパートのルールとかで飼えない人もいるのかな」
そんな感じで、ニーズに応えたサービスだねなんて話をしていました。
でも、このフクロウカフェには「フクロウ?!」と目を丸くされていました。笑
興味はあるものの、カフェに入ったらフクロウの気持ちが気になっちゃうから大丈夫と言われました。
フクロウがどんな生活を好むのか分かりませんが、カフェで大切にされていることを願います。
12.和式トイレ
「どっち向きにしゃがむの?」
確かに何も日本のことを知らなかったら、壁に向かって座るなんて分からないですよね。笑
「日本人は小のときだけ使うの?」
「いや、どちらも」
そこで「クレイジー」と言われました。笑
しゃがんだ姿勢でなんて、落ち着いてできないそうです。
「なんでも慣れるものだよ」と言っておきました。
13.ハンモック美容院
実はこれをテレビで見る前に、ハンモックカフェを見たことがありました。
「座り心地どうなのかなぁ」くらいで、そこまで気にする様子もなかったのですが!
ハンモック「美容院」には驚いてました。
実際私も驚いて、「揺れたらハサミ危なくないのかなぁ」と不安だらけ。
「なぜ美容院にハンモック…」それが最大のクレイジーな不思議だったみたいです。
14.ロボットレストラン
日本のクレイジーレストランと考えると、ロボットレストランが浮かびます。
ロボットをモチーフにしたレストランかと思いきや、ショーメインのお店みたいです。
「ロボットレストランというお店が日本にある」ということを知っただけで満足だったようで、中に入りたいとは言われませんでした。
「すごくお金がかかってそう」
「ラスベガスにあってもおかしくないよね」
こんなコメントのあと、このロボットに乗った写真を記念にとってあげました。
15.巨大わたあめ
「Wow」の先にあったのは、この巨大わたあめ!
「どうやって作るんだろう」それが気になったみたいでお店へ。
手際よく巨大なわたあめを作る店員さんに「すばらしいテクニック」と絶賛していました。
「食べよう食べよう!」そう言われましたが、どうやら列が長かったらしく、「ん~見れたから十分」とすぐお店を去りました。笑
16.渋谷のディズニーストア
アメリカにもディズニーストアはあります!
でも、アメリカにもないものがこのお城の入口。
「日本のディズニーストアはすごいことになってるね」と言っていました。
ディズニーストアだけでなく、入口のデザインがこったお店やレストランなどにも興味深々!
日本の街並みは本当に賑やかで、海外の人目線ではクレイジーなものが沢山あります。
17.渋谷スクランブル交差点
もうどれくらいの海外の人が、これをみてクレイジーと言ったのでしょうか!
カメラを片手に交差点を渡る海外の人を、見ない日がないくらいですよね。
最近は、車がびゅんびゅん走る交差点の真ん中に立って、より人目を惹く写真やビデオをとろうとしている人もいて、ハラハラします。
海外の人からの「Crazy!!」が沢山聞けるスポットだと思います!笑
18.マリカー
日本人の私もクレイジーだと思ったのがコレです!
「マリカー」は、任天堂やゲームのマリオカートとは無関係とのことです。
日本の公道を走るために設計されているゴーカート車両で、日本で有効な運転免許が必要とホームページに書いてありました。
日本に住んでいる日本人でもあまりやらないようなことを、海外の方が日本で楽しんでいるのを見ること、たまにありますよね!
日本ならではの事でなくても、日本で楽しんでいる様子を見るのはうれしいです。
19.プリクラ
最近のプリクラは、仕上がりが誰だかわからない感じになりますね。笑
それをみて爆笑しながら「クレイジー」と言っていたのが印象的でした。
アメリカでも日本の高性能プリクラ機がある場所もあります。
でも、人気の程は分かりません。
私はめっきりプリクラをとらなくなりましたが、今プリクラってどんな扱いなんでしょうか?ちょっと気になります。
「こんなの日本だけ」と海外の人が思う中でも、「クレイジー」なものに注目してみました。
「言われてみればクレイジーかも」と思う発見もあったり、日本を違う角度から見るのは本当に楽しいです。
以上17選お楽しみいただけましたら幸いです。