行ったことのない外国に、特定のイメージを持つことってありますよね!
実際に行ってみたら、良い悪いどちらにしても「印象が変わった」なんてこともあります。
日本にはじめて来た。
日本人と交流も今までほとんどない。
そんな外国人は、日本にどんなイメージを持っているのか。
「日本はこうあるべきだ」というものではなく…
「こんなの日本らしさと思ったことないけど、これが(も)日本なんだ!」と海外の人が思ったもの。
今回は、日本に初めてきたアメリカ人の反応をみて「そんな印象だったの?!」とびっくりさせられたものをご紹介します。
ぶっ飛んだものを集めた5選、行ってみましょう!
1. パワフルママ
「見て見て!」
アメリカ人に呼ばれ見てみると、ママチャリに子供を2人乗せたお母さんが信号待ちをしていました。
「わぁすごいね、3人も」
「え?!3人?!」
「お母さん背中におぶっているよ」
それに気がついたアメリカ人は「なんてことなの!!」と仰天。
色々なことに驚いたようで、1つ1つ教えてくれました。
まず、子供を乗せられる自転車をはじめて見たこと。
自転車のカゴ部分に、子供が乗っているのもはじめて見たということ。
また、3人もの子供を1度に自転車で移動させる、日本のお母さんのパワーに感動したこと。
「日本のお母さんは、なんてパワフルなんだろう」
どうやら日本人女性は、細くか弱いイメージがあったそうで、「母は強いというのは世界共通だね」と言っていました。
「でも坂道を登るときはどうするんだろう」
日本ではママチャリが浸透していて、電動のものもあると伝えると目を丸くしていました。
アメリカで振動の少ないベビーカーに子供を乗せて、ジョギングしているパパママを見たことがあります。
「パワフルだなぁ」
そう思いましたが、見慣れない光景だっただけで、日本のママさんたち姿もかなりパワフルだなと改めて思いました。
2. 玄関の名前
お散歩中に、何かが目にとまったようで聞かれました。
「どうして家の玄関に名前が書いてあるの?」
当たり前のように「誰のお家か示すためだよ」と伝えました。
「個人情報丸出しにするの?!」
と、アメリカ人にかなり驚かれました。
日本人はプライベートで、あまり自分のことなどをペラペラ話さないイメージがあったそうです。
それなのに「こんな大事な情報を玄関に出すなんて…」笑
確かにアメリカでは、表札のついているお家はありません。
住所があれば手紙は届きますし、宛名はその手紙を受け取った家族の誰宛なのかを示すものという扱いです。
かなり昔の話ですが、日本で知り合いのおじさんに宅配のお手伝いを頼まれ、紙の地図を使い、住所を頼りに届け先を探していたとき。
「この辺りのはずなのだけどなぁ?」
そんな時に「このお家だ!」と決定づけるものは、いつも表札の名前でした。
表札のないお家は特定しづらく、インターホンを押して「○○さんのお宅ですか?」と聞いていたような気がします。
小さく入り組んだ道だと番地のサインも見つけづらく、とても時間がかかりました。
一方アメリカでは、どんなに小さなストリートにも名前がついています。
一軒家であればそれぞれ番号がついているので、名前で特定する必要もありません。
その番号も北に向かい走っている場合、東側(左側)の番号は奇数と決まっているので、迷うことも少ないです。
お家の外壁に番号がついていたり、ポストについていたり、かなり見やすいです。
表札をそんな風に見たことがなかったので、この反応には私がぶっ飛びました。笑
3. ID確認
日本のスーパーで、頼まれたお酒をアメリカ人と買っていたとき。
支払いを終え、レジを後にすると…
「ID確認されなかったよね!!」といわれました。
「うん、される方が珍しいかな」
「そんなの危ないよ!!」
アメリカより日本の方が簡単にお酒が買えることが、信じられなかったようです。
アメリカで飲酒は21歳以上から。
どこでお酒を買おうとしても、ID(身分証明書)の提示を求められます。
明らかに21歳以上に見える人でも、確か40歳未満に見える場合、キャッシャーはIDを確認しなければならないはず。
ある日、スーパーのセルフキャッシャーで料理用にワインを買ったとき。
ワインをスキャンすると、店員さんを呼ぶようメッセージがでました。
店員さんがプロセスを進める中で、「お客さんは40歳以上に見えますか?」と画面に出ました。
店員さんが「いいえ」をクリックすると、IDを確認して誕生日を入力するよう画面に…こんな感じで必ず年齢確認がなされます。
またアメリカの酒屋さんのような場所で、手土産用にワインを買おうとしたとき。
「IDを見せて頂けますか?」
店員さんに言われ差し出すと…
「そちらの方も」
と、一緒にいたお友達までIDの提示を求められました。
日本人のそのお友達は、その日IDを持っておらず、私達はワインを買えませんでした。笑
州によって細かなルールが違う場合があるかもしれません。
また50代のアメリカ人の方と一緒のとき。
お酒をオーダした彼女に、ウエイターがID提示を求めました。
「わお!私が40代未満に見えるってこと♬?」と喜んでいました。笑
4. タバコの自販機
日本でタバコの自販機を発見したとき。
「自販機でタバコが買えるの?!」とアメリカ人がぶっ飛んでびっくりしていました。笑
「こんなの日本らしくないよ…」と言われ、考えました。
アメリカではお酒と同様に、タバコもIDがなければ買えません。
アメリカには自販機はなく、スーパーやコンビニなどでキャッシャーから直接購入します。
たとえ21歳以上であっても、年齢を証明できるIDがなければ売ってもらえません。
「タバコ用のIDカードがないと買えないようになっているよ」
「でもかなり簡単にアクセスできちゃうよね」
何でもきっちりしたイメージのある日本。
それなのに、お酒とタバコに関してルールがアメリカよりゆるめなことに…
「なんか信じがたいよね」と言われました。
5. 江戸はどこ?
京都に到着してアメリカ人が一言。
「あれ?江戸の町は?」
あまりにも想像していた町並みと違い、大きなショックを受けていました。笑
京都全体に、江戸の町が広がっていると思っていたみたいです。笑
京都観光を少し終え、やっと「江戸の町並みは一部なんだね」
大切なことに気がついたようで安心しました。笑
夜の祇園では「これが見たかった!嬉しい!」と大はしゃぎ!
舞妓さんに遭遇したときも、イメージ通りの京都に触れられたことにとても感動していました。
「昔はもっと江戸の町並みが残っていたのかな?」
日本らしい昔ながらの町並みを、これからも残してほしいねと言われ、深く共感しました。