英語が話せない、でも話せるようになりたい!
英語の環境に身をおけば、英語は話せるようになるはず。
そうだ、留学しよう!
そう思う人は多いのではないのでしょうか。
英語留学した結果
実際に私もそう思い、留学しました。
「英語が話せない」から「話せるようになるため」…
でも留学後、英語が話せるようになりませんでした。
「英語」だけが目的なら
「英語が話せないから、話せるようになりたい」
留学の目的=「英語が話せるようになりたいから」
もしこれが当てはまるのであれば、「留学」である必要はなかったのかも…
留学=英語上達ではない
「留学」という経験だけでは、英語は話せるようにはならないのではという疑問。
日本で勉強するより、英語の環境に入った方が上達が早い。
毎日英語シャワーを浴びれば、リスニング力も伸びる。
毎日の生活で英語を話せば、スピーキング力も上がる。
英語に囲まれて生活すれば、リーディング力も上がる。
私もいろいろな期待をもって、「留学」という道を選びました。
「英語環境」になれば、自然と英語が身につくものだとも思いました。
でも、留学後に直面した現実は「思い描いていたように話せるようになっていない…」ということ。
どんな未来を期待していますか?
私の留学後の未来像は「英語がペラペラ」。
留学までしたんだから、日本で勉強するよりも早くペラペラになるはず!
そんな期待を持っていました。
でも私の英会話力は「ペラペラ」とはほど遠く、「本当に留学したの?」と疑いたくなるようなもの。
「日本で勉強しても変わらなかったのではないかなぁ」とさえ思いました。
留学の期間が短すぎた?
勉強量が足らなかった?
留学期間は関係ない
「英語が話せるようにならなかった」というのは、4か月ほどの「語学留学」をしたあとの話ではありません。
アメリカの語学学校での4か月。
そのあとアメリカ大学に編入。
そして2年半を過ごし、卒業した後の話。
本当にウソみたいな話ですが、卒業後も「英語が話せます」と自信をもって言えないレベルでした。
選択肢はいろいろある
目的が「英語」であれば、「留学」という選択肢以外にも色々考えられるのです。
アメリカ横断をする。
3か月の旅行ビザで、アメリカ、イギリス、カナダなど英語圏を旅する。
お金をかけずに「英語を学ぶ」方法だってあります。
海外のボランティア活動に参加する。
日本に滞在している外国人と友達になる。
日本にいる外国人に日本語を教える代わりに、英語を教えてもらう。
「語学」にこだわりすぎず、経験を通じて「英語を習得」することはできるのです。
「目的」を見直そう
私のような残念な結果を得る人もいれば、そうでない人もいると思います。
でも「英語が話せるようにならなかった」、という残念な結果が残るリスクがあるのは事実。
でもチャレンジに、「失敗するかもしれないリスク」はつきもの。
リスクを恐れて、チャレンジしないなんて道は選びたくありません。
そこで!
「英語の上達」を、「旅をはじめる動機」と考えたらどうでしょうか?
「旅」=「英語環境が開けるよう何か新しいことをはじめること」
海外での新たな冒険。
これから海外で出会う新しい仲間。
いまとは違う未来の自分。
「留学」にこだわらなくても英語は学べるのです!
「経験」から言えること
「留学」をして、英語が思うように話せるようにならなかった人をたくさん知っています。
目的が「英語が話せるようになること」であれば、他の選択肢をみてから決めても遅くはないのではないかと思うのです。
それは、語学学校に行き、アメリカの大学まで卒業した私が思ったことです。
卒業した私が得たものは、「英語ペラペラ」はなく「経験」。
それは「留学したから得られたもの」で、後悔は全くありません。
しかし、留学にかかった費用を他の経験にあてていたら…
違う道を選んでいたら『得られたかもしれない「経験」』に、とても興味をそそられるのです。
留学して英語のレベルがどうなろうと、後悔することはないと思います。
でも、その経験を通じ「英語が話せるようになっていたら…」
他の道を選んでいたら、何か違っていたのではないか。
そう思う気持ちは残るかもしれません。
方法は1つ(留学)だけではない
「留学する」ということは、本当に大きな一歩!
大冒険です!
しかし目的地までの道のりは、「1つ(留学)」だけではないということを、覚えていてほしいです。
目的地を目指して旅をはじめたら、あとはおもいっきり旅路を楽しんで欲しいと思います。
チャレンジすることを恐れないで。
たくさんのことを吸収して来てください。