海外の人だけに見える「とんでもない日本の珍百景」8選

日本には、日本人が見ても、「なにこれー笑!!」と笑っちゃうものはありますよね。

たとえば下町をお散歩していたとき。

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「どうしたの!」という珍しい名前のスナックを発見。

「すごいネーミングだな」と、私は思わず笑ってしまいました。笑

海外の人には、「へえ〜」くらいな感じで、日本人とは反応が変わってくることもあります。

もちろんその逆もあり、海外の人にとっては珍しくても、日本では普通なことも。

そこで今回は、海外の人(アメリカ人)が目を奪われた「とんでもない日本の珍百景」、8選いってみましょう!

1. なんでもNO1

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日本語が読めない外国人

でも分かる、この「NO1」の文字。

「またあった…!!」

一緒にいたアメリカ人は、日本で数え切れないほど「NO1」を見つけていました。笑

「ねえ、何がNO1なの?」

お菓子に「NO1」と書いてあり聞かれました。

「人気NO1 らしいよ」

「NO1って書くと売れるのかな?」

どうやら、そのアメリカ人にとっては「NO1だから何なんだろう…」という感覚らしく、「人気なんだ!これにしようかな!」とはならないそうです。笑

その後も、「業界売り上げNO1」「お客様に選ばれてNO1」「3年連続NO1」など色々なNO1を見かけました。

意識して見出すと、本当に日本にはNO1が溢れています!

最初は「NO1またあったよ!」と、発見しては教えてくれたアメリカ人ですが、あまりにもNO1が多すぎて「NO1 だらけだよね…」と言うようになってしまいました。笑

2. 低いリュックサック

海外の人だけに見える-とんでもない日本の珍百景-日本-リュックサック-肩紐-日本人

「ほら、またあそこにいる!!」そう言って見ていたのが、この光景。笑

日本人の多くが、リュックの紐を長くしていることに「どうして?」と聞かれました。

この日本とアメリカの違いは、実は私もアメリカの大学で気がついていました。

海外の人だけに見える-とんでもない日本の珍百景-リュックサック-アメリカ-スケートボード

アメリカの大学で見た学生の多くは、リュック紐を短くし、リュックと背中に隙間がほとんどないほど、ピタッとしょっていました。

たまに長い人もいましたが、多分意識して、そういう見た目のスタイルを好んでやっていたのかなと思います。

日本では、機能性を重視したバックパッカー用のリュックや、ハイキング用でもない限り、ファッションの一部としては、長めのスタイルがどちらかというと定番ですよね!

「歩くとリュックが動いて重く感じない?」

おしりの下くらいまでリュックを下げている人を見た時は、「確かに歩きづらそうだな」と思いました。

アメリカでも長めの人はいますが、私が通ったアメリカの大学の学生は、短い人がほとんどでした!

3. 新宿ミロード

海外の人だけに見える-とんでもない日本の珍百景-日本-新宿-ミロード-デパート

「My Lord…」

ぼそっとアメリカ人が横で言ったので、目線の先にあるものを見たら、これがありました。

私も「My Lord…」と続けて読んでみて、ハッとしました。

「あっ、新宿ミロードか!」

今まで気づきもしませんでしたが、「ミロード」は「My Lord」と書くのですね!

「Oh my lord!!」

アメリカ人が言い出したので、「確かにそうだよね」

アメリカでは「オーマイロード」「オーマイガー」似たような感覚で使われることがあります。

「どんなものが売っているビルなの?」

「なんだと思う?」

「オーマイロードって言いたくなるようなクレイジーなものとか?笑」

「マイロード」という名前だけ見ると、そんな風にもとれると言っていました。笑

「MYLOADって一単語になっているのも不思議」

「新宿ミロードに行く」「新宿ミロードで待ち合わせ」と、いままで何の違和感もありませんでしたが、「My Lord」となると全く別の場所に思えます。笑

4. キャラクターだらけ

「NO1」の次にアメリカ人が気になったのは、日本のあちこちにたたずむ「キャラクター」たち。

「またいた…」とぼそぼそ言い始めて面白かったので、「これ見て!」と紹介することにしました。笑

「ピーポ君!警察署のキャラクターだよ」

「警察署にもキャラクターがあるの?!」

アメリカにも子供向けの場所などで、キャラクターがいることはあります。

ただ街中で見かけるキャラクターは、ケンタッキー、カールスジュニア、スターバックス、ウエンディーズ…思い浮かぶのは、ファーストフード店ばかりです。笑

海外の人だけに見える-とんでもない日本の珍百景-日本-薬局-サトちゃん-マスコットキャラクター

しかし日本のように、薬局や警察署、携帯電話会社などがロゴやシンボルではなく「キャラクター」を使っているところ…

考えましたが例が浮かびません。笑

アメリカ人に「キャラクターがいた方がいいの?」と聞かれ、「日本はそうかもしれない」と言いました。

ご当地キャラが人気で、その地域が活性化するなんてこともありますし、ピーポ君のおかげで、交通安全への意識は高まったように思います。

5. 間違った英語

海外の人だけに見える-とんでもない日本の珍百景-日本-スシロー-英語メッセージ-間違い

日本はとても親切な国で、レストランや街中でも日本語の下に「英語訳」がついていることが多いですよね。

アメリカ人も「間違いはあるけど理解できるし、親切だ」と感じるそう。

海外の人だけに見える-とんでもない日本の珍百景-日本-キャンドゥ-100均-英語

しかしある日、「これ見て!」と笑っていたのがこちら。

「bloom…笑」

私も思わず笑ってしまったのですが、ほうきは「bLoom」ではなく「bRoom」です。

LとRが逆になり「お花の開花」なんて意味になってしまっていました。

カタカナにすると、どちらも「ル」なのでややこしいですよね。

「これわざとかな?」

目を引くために、わざと間違えた英語を使ったのかなとアメリカ人は思ったそうです。笑

英語の間違いは面白いらしく、「またあった!」とその後アメリカ人と間違い探しを楽しみました。笑

6. ギャンブル

海外の人だけに見える-とんでもない日本の珍百景-日本-パチンコ-ギャンブル-パチスロ

パチンコを見て、玉をはじいて穴にいれるというギャンブルを始めて見たと言っていました。

初めて見たものに、「へえ~」となるのは良くあることです。

しかしアメリカ人は、なぜかパチンコ屋さんの端で、横一列にずらーっと並ぶパチンコ台を眺めていました。

「煙がすごい…」

強烈な煙の中で、黙々と玉をはじいている人の光景が珍しかったそうです。

海外の人だけに見える-とんでもない日本の珍百景-日本-競艇場-ギャンブル-ボートレース

ボートレースに連れて行ってもらったときも、ボートにお金を賭けるギャンブルをはじめてみたと言っていました。

しかし、やはりアメリカ人はぼーっと何かを眺めています。

「どうしたの?」

レースが始まる寸前になると、どこからともなく人が外にでてきて、わーっと盛り上がって、レースが終わると、またどこへともなく皆消えていく。

「12レースあったら、これが1日12回繰り返されるってことだよね?」

そう考えると、なんだか面白かったそうです。

意味不明ですが、そんな風にこの光景を見る人も珍しいなと思い、笑ってしまいました。

くしゃくしゃになって、ポイ捨てされたボートの券を見て「日本でこんなに沢山ポイ捨てを見ることもないよね」と言っていました。笑

7. 二段トースター

前に、「日本は空間の利用が上手い!」なんて反応を『海外の人がすごいと称賛した「流石日本」』の動画でとりあげました。

海外の人だけに見える-とんでもない日本の珍百景-日本-ロフト-家電-二段トースター

空間の芸術はここにもありました!

「二段になったトースター」です笑。

「日本ではトースターも縦長になっちゃうの?!」

アメリカで見かけたことはないそうです。

「キッチンのスペースが狭いことも多いからね」

「でも幅のあるものは焼けないね」

確かに、アメリカサイズの冷凍ピザなどは入りません。笑

「でもナイス空間の利用だね!」

珍しい商品、かなり気に入ったそうです。

8. 新宿の狭い飲み屋

「わぁこれ入り口?!」

新宿ゴールデン街で、小人用かと思うくらい小さな入り口のお店を発見!

「写真とって!」と言われました。笑

狭いスペースながら、店内はそれぞれのオーナーの個性あふれる内装がされており、「すごいね!」と言っていました。

「どうしてわざわざ狭いお店に飲みにくるのかな?」

観光客の興味本位でなく、ローカルの日本人が、ここへ好んで飲みにくる理由がふと気になったみたいです。

「オーナーの人柄とか、狭いからこそ繋がる他のお客さんとの縁とか、あるんじゃないかな?」

海外の人だけに見える-とんでもない日本の珍百景-思い出横丁-新宿-飲み屋-やきとり

思い出横丁も、アメリカ人にとっては珍百景でもあり、かなりクールでもあるそうです。

予想以上に狭く、人も多かったので、閉所恐怖症のそのアメリカ人は「入りたいけど入れない…」と嘆いていました。笑

海外の反応が胸に刺さった「日本人として受けた人種差別」

YouTubeではじめてシェアさせてもらった動画に、「日本人差別」に関するものがあります。

アメリカ大学での教授とのやりとりを、経験のど真ん中にいた自分の感情を思い起こしながら話したものです。

沢山のコメントを頂き、有難く読ませてもらう中で、観てくださった方の視点、考え方などから多くを学びました。

自分以外の人のものの見方を知り、視野が広がっていくという経験は、私にとって宝物です。

今回はその動画のお話を、アメリカ人に聞いてもらい、コメントをもらいました!

動画を観たことのない方は、『アメリカ大学でされた差別「日本人にはムリ」』を観てから今回の反応を聞くと、よりわかりやすいと思います。

これは日本人差別?

差別じゃない?

アメリカ人はどう思うのか。

海外の反応を聞いてみましょう!

お願い

コメントをもらったアメリカ人は私の友人ですが、正直な意見が聞きたいから、ありのまま答えてほしいとお願いしました。

私の当時の気持ちを裏づけしようと、この様にまとめたという事は一切ありません。

アメリカ人と言っても、色々な物の味方、感じ方をする人がいるので、これはあくまでも一人のアメリカ人の意見です。

私自身も、賛成も反対もなく、ニュートラルなスタンスで意見を聞き、まとめたものであることをご理解いただけると幸いです。

教授がしたことをどう思う?

ナイスではないよね。

これは差別だと思う?

そう聞こえる。

私はどうするべきだった?

大学のオフィスにレポートした方が良かったんじゃないかな。

教授には、他の解決策はあったと思う?

思う。

いままで日本人生徒を指導する中で、誰もクラスをパスできない、または十分でない英語力に直面する状況に、疲れてきてはいたのかもしれないね。

でも教授は、自分の気持ちを伝えつつ、生徒のやる気を起こさせるような言葉をかけてあげることはできた。

例えば、日本人は今までこのクラスをパスしたことがないし、かなり難しく厳しいクラスなんだ。

いま聞いた範囲ではあるが、君の英語力も十分だとは言えない。

しかし君の努力次第では、パスできる可能性はゼロではないよ。

そんな風に、生徒の背中を押してあげる言葉をかけることはできたと思う。

教授は、生徒のモチベーションが上がるように、サポートするような言葉をかけてあげるべきだと思う。

まぁ個人的な意見だけどね。

教授が「日本人」と人種を特定したこと、どう思う?

誰にでも平等にチャンスを与えるべきだと思う。

この状況を改善するために、私には何かできることがあった?

うーん、ない。パスしたんだし、出来ることを全てやったのだと思う。

エクストラクレジットのチャンスをくれた事はどう思う?

いままで考えたこともないって言ったんだよね?

今まで聞いてくる人がいなかったのかもしれないけど、誰が聞いても、チャンスはくれたと思うよ。

Yuriの当時の英語力では、できるかどうか不確かなところはあったのかもしれない。

英語ネイティブにとって、このクラスはどう?

スペルミスでレポートが0になる、0が4つでクラスを放棄しなければならないというのは、厳しいなと思った。

あと、期末で0を取ったら、今までのレポートスコア関係なく成績をもらえないというルールも。

まぁ、それを聞いてもやってみようとは思うけどね。

「また君か」で爆笑してたけど?

笑っちゃユリに失礼とは思ったけど、その場面を想像すると笑える。笑

「また君か」なんて、教授が言った言葉だとは信じがたいけどね。

「そうです、私です」って笑いながら返したんでしょ?

それも笑える。笑

英語をネイティブとしない留学生をどう思う?

母国語以外の言語で、しかも外国の大学に行くなんて素晴らしい勇気だと思う。

アメリカの大学に入るために、その大学レベルの英語のテストをパスする必要があるのだよね?

それをパスしてアメリカに来るのだから、自信を持って良いと思う。

みな平等に扱われるべきだと思うよ。

「平等」について、もう少し詳しく教えてくれる?

英語がネイティブでない留学生だから、違った扱いを受けるわけではない。

英語がネイティブだからと、特別な扱いを受けるわけでもない。

そんなことがあっては、「フェアーじゃない」と文句を言い出す人も出てくるだろうから。

留学生は英語力のテストをパスしている訳だし、英語力を理由に不当な扱いを受けるべきではない。

英語力や人種に関係なく、チャンスは平等に与えられるべきだと思う。

動画でシェアできなかった話

動画を配信したあとに、「あぁー入れ忘れた!!」と思う場面が2つありました!!

1. もう一人の日本人

実はこのクラスには、私以外にもう一人日本人の生徒がいました。

日本人同士ということで、親近感が沸き、初日のクラスが始まる前に少し話しました。

しかし教授からクラスの内容や採点方法などの説明を受けた後、「このクラスやめるわ」と言われました。

「えっ?!冗談でしょ?!」と思いましたが、その日本人が次のクラスに現れることはありませんでした。

今思えばの話ですが、教授はこういう状況を幾度となく目にしてきたのかな。

だから私を見て「あぁ、また日本人か」と感じたのかな、と思いました。

当時は余裕がなく、教授の立場から物を見ることができませんでしたが、何度もがっかりしてきたのだろうと今なら理解できます。

2. 教授とのお別れ

コメントでも「教授とはその後話しましたか?」という質問を頂きました。

クラスをパスした後、教授のオフィスには行っていません。

当時は「もう教授の顔を見なくていいんだー!イェイー!」という感じだったので、お礼や感謝を伝えに行くという考えからは程遠いところにいました。笑

教授と次にお会いしたのは、卒業式のとき。

専攻と全体の式があり、こじんまりとした専攻の式の方で、教授は壇上に座っていました。

専攻の式は人数が少ないので、一人一人名前を呼ばれ、壇上に上がり、そこに並ぶ教授と握手をしていきます。

他の教授とは握手をしてお礼を伝え、一番最後に立っていたその教授には私からハグしました。笑

「オーライ!」と言いながらハグを返してくれ、私がお礼を伝えると、今でもハッキリ覚えていますが「Take care of yourself.(体に気をつけるんだぞ)」と笑顔で一言いってくれました。

なんだかジワッと目が熱くなり、でもなぜか笑顔になり、今までに感じたことがない清々しい気持ちになりました。

コメントの質問

沢山質問を頂きありがとうございました。今回は2つの質問を厳選させて頂きました!

1. なぜ何度もスペルミスをしたの?

私のリスニング力が原因です。笑

教授はいつも名前を言ったあと、必ず綴りを教えてくれました。

しかし私には、聞き分けの難しいアルファベットがあり、混乱しミスをしました。

教授は、アメリカ人によくある名前を使うときは、「よくある綴り」を少し変えたり、教授オリジナルの名前を使うこともありました。

先入観を持って綴ると、英語ネイティブでも間違える可能性あるややこしさです。

それゆえ、ホストパパに聞き始めてからも、「これで当ってるかな?」「聞いたことない名前(または綴り)だな」と困ってしまうことがありました。

文法ミスは、完全に私の注意不足。

最初のころは「大丈夫だろう」と過信し、ネイティブのチェックを怠ったのが原因です。

コメントで、私の「性格により苦労した気がする」とあったのですが、おっしゃるとおりです。笑

2. かなり英語力が上がった?

英語力、特にスピーキング力が上がったようには感じませんでした。笑

このクラスを経て得たものは、英語力ではなく精神力かもしれません。

電気がパッとつくようにすぐ実感した訳ではなく、じわじわと時間をかけて感じるようになりました。

困難に直面したとき、「あのクラスをパスしたんだ、何だってできるさ」と考えている自分がいて、「あぁ、強くしてもらった」と感謝しました。

元々小学生くらいの頃から、「やるか、やらないか」の選択肢にぶつかると、「やらない後悔より、やって後悔」というモットーのもと、自分の背中を押してきました。

そんな選択をしてきて、結果がどうであれ、「やって後悔」するなんて事はないということも知っていました。

しかしこの経験を通じ、「やるか、やらないか」という選択肢は跡形もなく消えました。

チャレンジが困難であればあるほど、乗り越えたときに得られるものが大きいことを実感し、「やってみよう」という気持ちしか起きなくなったからです。

あとは元々もっている「挑戦する限り失敗はない」という考えで、ポジティブに前に進むだけです。

この貴重な経験をさせてもらえた事。

そして、私に成長するチャンスを下さった教授に心から感謝しています。