外国人がすごいと感動する日本の常識「レベルマックス!!」5選

日本人が思う「常識」の中には、外国人が「すごいね!」と感動するものがあります!

しかし今回紹介するものは、「日本人はどんな時も列にきちんと並ぶ」というよく聞くものではありません。

日本人が常識レベルだと思う言動の中から、外国人が最上級マックスレベルに驚き感動したもの。

外国人が知ろうとしてくれたからこそ「それは日本では常識なんだ」と分かり、「それが常識なんて!外国人がすごいね感動!!」となったものだけを集めました。

それぞれの発見についてくるエピソードは、私の周りにいる限られた外国人の反応なので、「へえ、アメリカにはそんな人もいるんだ!」という感覚で聞いて頂けると嬉しいです。

海外の人(アメリカ人)の反応5選、さっそくいってみましょう!!

外国人が感動する日本の常識

空気を読むという超能力を使う

「ねえ、日本でお家に招待されて『今日夕飯食べて行く?』って聞かれたら断らなくちゃいけないの?」

何の話かと思いましたが、「空気を読む」という事について学んだそうです。

「何て書いてあった?」

「聞いているだけで、本当は食べて行ってほしくない場合もあるって」

「あはは!それが空気を読むことの例で書いてあったの?」

「そう!相手が礼儀としてただ聞いているだけの場合は、聞かれた方が空気を読んでノーと言うべきなんだって」

日本は言葉から推測が難しいことを、空気で感じ取ろうとする傾向はあるかもなと思いました。

「相手がどんな意図を持って聞いてきてるか、どうやって分かるの?」

「空気を読むの」

「オーワオ!!!」

「超能力を使えってこと?」と聞かれました。笑

「あはは!超能力は使えないから察するの」

「ヒントが少なすぎない?笑」

「そうだね、遠回しな表現をされている訳でもないしね」

「間違えてイエスと言ったらどうなるの?」

「『あれ、なんかまずい事言ったかな?』みたいな空気になるんじゃない?笑」

「相手が本当に夕飯を食べて行ってという意味で言っていて、勘ぐりすぎてノーと言っちゃったら?」

「分からないけど、食べて行ってよ〜ってもっと分かりやすくプッシュされるんじゃない?笑」

質問する方は、実は一緒に夕飯が食べたいけど、「夕飯食べて行ってよ」と言ったら押し付けがましくなるのではないか…

そんな考えがあったりもするから、「お互いに空気を読み合っているんじゃない?」なんて話もしました。

「それ、最高レベルで難しい、笑」

答え合わせをするわけではないので、日本人でもちゃんと空気が読めていたのかは分からないことがほとんどですよね。笑

「アメリカだったらどうなる?」

「夕飯食べて行かない?今日は遠慮するわ、ってそんな感じじゃない?」

「そこに深い意味はないってこと?」

「そう、言葉のまんま」

「本当は食べて行きたいけど、空気を読んで『遠慮するわ』って言ったら、空気を読んでるって伝わる?」

「普通に食べていきたくないんだなって思う」

「なるほどね、笑」

「だって夕飯食べて行って欲しくなかったら、まず誘わないしね」

アメリカ人は言葉がそのままの意味を表すらしいです。

「アメリカで空気を読む場面はない?」

「ある!デートの時とか」

「詳しく知りたい、笑」

「デート終わりに電話番号を聞かれて、もうデートしたくない相手には『インスタグラムやってるからそこで見つかるよ』って言ったり」

「番号は教えたくないから?」

「そう、そんな時は今ので分かったでしょ?これ以上聞かないでって思う、笑」

この場合、相手を傷つけないよう何かを伝えるため「遠回しに言う」という表現の方がしっくりくるかもしれません。

アメリカには「read between the lines(行間を読む)」というフレーズがあり、日本語の「空気を読む」とものすごく近い感覚で使われることがあります。

アメリカ人は状況によっては空気を読んでいると思いますが、日本人よりももっとヒントを集めた上で読むという感じかもしれません。

この後この会話は長々と続きましたが、「日常的に空気を読む」という超能力を使う日本人はレベルが非常に高いそうです。笑

どんなギフトでも喜んで受け取る

職場でシークセットサンタをしたとき。

シークレットサンタというのは…

事前にくじ引きなどでランダムにプレゼントを用意する相手を決め、誰が自分のサンタか分からないままプレゼントを受け取るという、プレゼント交換の方法です。

プレゼントを開けるときに、受け取った人が誰が自分にプレゼントを用意してくれたか当てるというゲームを楽しむこともできます。

クリスマス当日、デスクに私宛のプレゼントが置いてありました。

同僚が「みんなで開け合おうよ」

まず私が開けることになりプレゼントを開くと、私があまり好んで食べない甘いお菓子が沢山入っていました。

「Yuriそういうの食べないよね?」

「そうだね、食べないけど嬉しいよ」

「でも食べないよね?笑」

「え、せっかくもらったから食べる!!笑」

同僚はなんとか私に「なんだコレ!!」みたいな言葉を言って欲しかったみたいです。笑

「そっちも開けてみて」

同僚がもらったプレゼントを開くと、第一声が「あー…私これ使わないんだよね」

そのハッキリした反応に笑ってしまいましたが…

「え、いーじゃん、私はもらったら嬉しいよ」

それはギフトカードだったのですが、同僚は「うーん…」

「ギフトカードって、一番頭使わず買えるギフトだよ」

「そんなことないよ、色々考えた結果、好みじゃないものをあげるより、好きなものを買ってもらいたいって優しさだよ」

「好みじゃないものでも、私のことを考えて買ってくれたプレゼントの方が嬉しかった」

その後二人で話していて…

「私めちゃくちゃ言っちゃったけど、私のシークレットサンタYuriじゃないよね?笑」

「違うよ、笑」

「Yuriは優しいよ、欲しくないものもらっても喜んで…笑」

「気持ちが嬉しいからね、笑」

「でもYuriのギフト選んだ人に、どんなお菓子が好きかちゃんと言った方がいいよ」

その後遅番で出勤してきた同僚が…

「プレゼント開けた?」

私たちがそれぞれ受け取ったプレゼントの話をすると…

遅番の同僚が「Yuriそういうお菓子好き?」

「うーん、好きな感じではないけど、食べれるよ」

もう一人の同僚が「Yuriはこういうの食べないの、でも優しいから食べるの、笑」

すると遅番の同僚が「どういうのが好きなの?」

「甘すぎないもの」

「オッケー!じゃあそれ家族も誰も食べなかったら誰かにあげて」

私のシークレットサンタは遅番の同僚でした。笑

「それ私の好みなの!あげる前に好み聞いておけば良かった〜次回ね!」

アメリカ人はこんな感じで、ギフトをあげた相手から率直な意見をもらうことを好む人が多いです。

長い話になりましたが…

もう一人の同僚が「日本人はみんなYuriみたいな感じなんて素晴らしいよね、私にはできない」と笑いながら感動していました。

人の話は分からなくなっても頷いて聞く

ある日、アメリカ人が日本人の店員さんと英語で話をしていた時。

気分が乗ってきたアメリカ人は「それ日本語でも分からない人も多いよ」という専門用語を使いはじめ、熱弁し始めました。笑

店員さんは黙ってウンウンと頷き、静かにアメリカ人の話を聞いてくれています。

途中でアメリカ人が「専門用語よく知ってるね、その分野あなたも詳しいの?」

「あっ、用語は良く分からないです」

そこでアメリカ人がちょっと固まったので…

「専門用語むずかしいですよね」

そう私が店員さんに言うと、店員さんは何も言わずニコニコ。

その様子を見て私も「あれ?その話じゃなかったかな…」と分からなくなりました。笑

お店を出るとアメリカ人が…

「あの店員さん、私の話した何%理解してたかな?」

「どう思う?」

「専門用語で真っ白になってたら、70%くらいかな?」

「お店出る前聞いたの。そしたら専門用語が出るずいぶん前から分からなくなっちゃったらしいよ」

「ウソでしょ?!」

「熱弁してたから、話の腰を折ったら悪いと思ったんだと思う」

「ペラペラ話し続けて悪いことしちゃった…」

「私も昔、英語が良く分からなくなってもウンウンって頷いてたことある」

アメリカ人は店員さんがウンウンと頷いている様子から、話を100%理解しているものだと思ったそうです。

しかも話の内容に興味があるものだと勘違いして、つい熱弁してしまったらしいです。笑

「分からない話でも頷くのは、日本では常識?」

「話を聞く時に頷く人は多いかな」

「分からなくなっても言わない?」

「あんなに熱弁されると言いづらい、笑」

「確かに、笑」

「違う言語だと、余計に言いづらいかも」

英語をまだ学び始めたばかりだと、「途中で話が分からなくなった…」と相手に伝える英語さえ思い浮かばない場合もありますよね。笑

日本人が当たり前のようにするウンウンの頷きは、話し手を良い気分にするそうです。

「日本人はすごく聞き上手!!」と感動していました。

美しい言葉「よろしくお願いします」を使う

私の日本のファミリーと、アメリカのファミリーが初めてアメリカで半日を一緒に過ごした日。

お別れのとき、私の両親が言いました。

「娘をよろしくお願いします」

通訳をしていた私に「いまご両親はなんて?」

その時まで「よろしくお願いします」を英語に訳そうとしたことも、訳したこともなく、「あ、どう訳すのがベストかな」とふと考えました。

「Please look after」を使っても良かったのですが、「Thank you in advance for」というフレーズを使いました。

前もってお礼を言っておきたい時の表現で、アメリカ人が会話で使っているところは聞いたことがありませんが、ビジネスメールなどで使われます。

「娘をよろしくおねがいしますって」

私の英訳を聞いたアメリカ人の義母が、ものすごく涙目になっていることに気が付きました。

そこに込めた私の両親の想いが伝わったそうです。

「日本ではよく使われる言葉なの?」

「はい、特別な場面以外にも日常的に使います」

「そうなの?!」

「日本語では前もってお礼を伝えるというニュアンスではなく、丁寧にお願いするという意味で使われます」

「丁寧にお願いする…美しいね」

私が説明を加える前、義母はThank you in advanceを「先にお礼を伝える」ニュアンスでとらえたので…

「You’re welcome.(どういたしまして)って答えたらいい?」

と聞かれましたが、「丁寧にお願いする」という日本語のニュアンスを聞き…

「もちろんです、ご心配なさらないで下さい」と返していました。

英語にすると伝わらない日本語のニュアンスを外国人が知ると、「美しい言葉」に聞こえることがある。

この美しい言葉を日常的に意識することなく使う日本人は、レベルが高いと感動していました。

感謝の言葉をセットで使う

いまお伝えした「よろしくお願いします」という言葉。

もしお願いして何かをしてもらったら「ありがとうございました」を言う場合がほとんどですよね!

これを私の周りのアメリカ人は「感謝の言葉のセット」と表現することがあります。

ある日アメリカ人が…

「日本人は、はじめと終わりに2度感謝を伝えるよね」

「2度言ってる?」

「Thank youってつくフレーズはじめと終わりに言ってる」

日本語の「よろしくお願いします/ありがとうございました」のセットは、「ありがとう」という言葉が1度しか入っていません。

しかし英語にする明確に「Thank you for(〜をありがとう)」というフレーズを両方に使うことが多いです。

「いただきます/ごちそうさまでした」のように日本語では「ありがとう」が全く入っていないフレーズも、Thank you forを使い訳されることが多く、アメリカ人にははじめと終わりに2度感謝をしているように聞こえるそうです。

面白いなと思い考えてみました…

「お邪魔します/お邪魔しました」のセットもあるな。

でも「お邪魔しますで感謝の気持ちを伝えてるかな?」

誰かのお家にお邪魔するときに言う言葉という認識くらいで、深く考えたことがありませんでした。

「お邪魔しましたは、招待して頂きありがとうございましたの意味で言ってるかな?」

でも英語で考えると…

「お邪魔します/しました」も、どちらも「Thank you for」というフレーズを使った英語になることが多く、感謝を伝えているように聞こえます。

アメリカでは招待されてお家などに入ったら、「Hi, How are you doing?(ハーイ、元気?)」など挨拶がはじまり、「Thanks for coming(来てくれてありがとう)」と招待してくれた人に言われることが多い気がします。

そこで「Thank you for having me.(招待してくれてありがとう)」ということもあれば、お家を去るときに言うこともあります。

日本語では英語のように明確に「感謝の言葉」は入ってはいませんが、「感謝の気持ちを込めて言う」という感覚はありますね!

「感謝のセットの言葉を言うのは日本では常識?」

「そうだね、たぶん日本人なら言わないと何となく変な感じすると思う」

「素敵すぎる!」

そんな褒め言葉をもらいました。

アメリカ人でも「Thank you very much. I appreciate it.(ありがとう。感謝しています。)」と、感謝の言葉を続けて言う人もいますが、「感謝の言葉のセットを使うことが、日本人の間で常識なこと」がハイレベルなんだそうです。

外国人が嫉妬する日本のいいところ「パーフェクトジャパン」9選

日本はパーフェクトだと、アメリカ人の友人が言うことがあります。

どうやら日本とアメリカの違いを比べて、「それがある日本はパーフェクトだね」とただ単純に言っているのではない様子。

一見「どうなのそれ?」と思うものでも、それがそうである深い理由を知り思わず出る「パーフェクト!」がある。

「日本のいいところ」は「コンビニが便利」とか、そんな簡単には語れず、それくらいなら嫉妬しないそうです。

ちょっと説明が難しいので、さっそくいってみましょう!笑

日本人のいいところ

XL以上のサイズを探すのが大変

「XL以上のサイズを探すのが大変」って、日本のいいところには聞こえないけど…
と思いますよね。笑

だから今回の話は少し説明が難しかったのですが…

日本人は痩せ型。

日本人全般にそんなイメージを持つ友人。

私は中肉中背ですが、食事に一緒に行くと「そんなにモリモリ食べるのに太らないでしょ、ずるいよ」と言われる事もあるくらいです。

「いや、食べたら食べた分太るから運動するようにはしてる」

そう言っても「日本人だからなのかな…」と言われ、納得してもらったことはありませんでした。笑

しかし日本に行ったとき。

3回ほど「だから日本人は太らないんだ!」と、アメリカ人が深く納得した場面がありました。

その1つが「XL以上のサイズが見つからないこと」!

アメリカでLサイズを普段着ている友人が、日本の洋服屋さんでLサイズを試着すると「なんかパンパンじゃない?」

「確かに、それ本当にLサイズ?」

タグにはLと書いてあり、「日本とアメリカのサイズ感違うのかな?」

そう言われれば、日本ではSからMサイズを着ることが多い私ですが、アメリカではもっぱらXSです。

その事実を伝えると「じゃあ私は日本ではXLだね」

そしてXLを試着すると、「まだちょっときついよね」

アメリカ人を試着室に残しXXL(ダブルXL)を探しに行きましたが、そのお店にはXL以上のサイズはないと言われてしまいました。

それをアメリカ人に伝えると、ショックを受けたと同時に「だから日本人は太らないんだ!」と言われました。

日本で太りすぎると着れる服のサイズがなくなるから、「太ってはだめだと自制心が無意識に働くんだね!」

アメリカ人は大発見をしたというような表情で言っていました。笑

「その日本の環境はパーフェクト」だそうです。

お寿司がファーストフード

「だから日本人は太らないんだ!」の2つ目が「お寿司がファーストフードなこと」!

アメリカでは回転寿司であっても、わりと高価であるお寿司。

日本で回転寿司が、ものすごく安いことを知らなかった外国人。

回転寿司屋さんでお会見をして仰天!!

「これ、アメリカならファーストフードの値段だよ」

「確かにね」

「日本はお寿司がファーストフードになるんだ…」

「安い回転寿司は、そんな感覚かもね」

「だから日本人は太らないんだ!」

アメリカではファーストフードにカロリーの低いものや、健康志向のものもあるそうですが、値段が高めなことが多いそうです。

それゆえ、ついついカロリーが高いと分かっていながら、値段の安いほうになびいてしまうのだとか。

「日本ではお寿司がファーストフードって羨ましすぎる」そうです。

食事のサイズが小さい

「だから日本人は太らないんだ!」の最後が「食事のサイズが小さいこと」!

ドリンクのサイズは、アメリカのSサイズが日本のLだったり…

食事の量はアメリカの半分くらいだったり…

最初は「小さいね」「少ないね」と言っていたアメリカ人ですが、「日本ではこれが普通なんだもんね」

何かに納得したようで、「体もその量に慣れるよね」

量を食べないから痩せているのではなく、「これが普通」と思う量が少なく、それに慣れていることが、日本人が太らない理由なのだそうです。

「日本の食事のスタンダードが、肥満を作らないものなんだよ」

その環境がパーフェクトだそうです。笑

高齢者へのサービスが少ない

「日本は高齢者が多いのに、どうしてこのサービスがないの?」

アメリカにある高齢者用サービスで、日本にないものは多くあります。

気になる方は「老後生活は崩壊していない!日本とこんなに違うアメリカ高齢者の生活」を読んでみて下さい。

ある日、腰の曲がったおばあちゃんが、スーパーでカートをせっせと押しながらゆーっくり歩いているのを目撃して…

「電動カートがあるといいよね」

「そうだねえ、でもあっても日本のおじいちゃんおばあちゃんは使わないかもね」

「そうなの?!」

「うん、私のおばぁちゃんなんて足腰が弱らないように、スーパーに何時間もかけて徒歩で往復してたくらいだから」

「大変じゃない?!」

「自分の為なんだって」

その後アメリカ人は日本にない色々な高齢者用サービスを見て…

「分かった」

「なに?教えて!」

「高齢者のサービスが少ないから、年を重ねても元気なんだ」

アメリカは気の利いたサービスが沢山あるし、利用しようと思えばとても手軽だけど、その分老いに加速をかける。

「日本は高齢者を甘やかすサービスがないし、自分でなんとかしようという意識が高いから、お年寄りがいつまでも元気!」と、目をキラキラさせて言っていました。

「無いことが素晴らしい思いやりなのかもしれないね」

面白い発見をいつもしてくれてありがと〜と思いました。笑

時間に厳しい

ある日、遅刻ギリギリで走って職場に着いたとき。

「あー良かった、間に合った!!」

「走ってきたの?!」

「そう、遅刻しそうだったから」

「1分くらい大丈夫だよ」

その日の夜、遅番の同僚がゆっくり歩いて出勤。

出勤時間からすでに数分遅れていましたが、急ぐ様子はほとんどありません。笑

その遅刻した同僚に、もう一人の同僚が「Yuriは走って出勤したよ」

「そうなの?!走ったら危ないよ」

「あはは!道路が混んでたんだけど、そんなの遅刻の理由にならないから」

「素晴らしく厳しいね」

その後、日本では電車が時間ぴったりに来るなど、日本の時間厳守事情を話しました。

「それ利用者としては最高だね」

「日本人だけどすごいなと思う」

「でもサービスを提供する側は大変だね」

「確かに」

「日本で私働けるかな、笑」

もちろんアメリカでも、1分であっても遅刻は遅刻です。

でも何人かの同僚は気にしておらず、退社時も退社時間の数分前にタイムカードを押して帰ってしまうなどが続き…

ある日、時間に対するルールをミーティングでボスに言われていました。笑

とにかく日本の時間に厳しいところは、サービス利用者としてはパーフェクトだそうです。笑

チップがもらえない

日本では、レストランなどで働いてもチップがもらえないと学んだアメリカ人。

「あんなに素晴らしいサービスを提供しなきゃいけないのに、大変だよね」

「アメリカなら高額なチップに値するよ」と言っていました。

「でもさ、逆に考えてみると凄い」

「何が?」

「あの質の高いサービスにチップを払わなくていいんだもん」

「あはは!お客さん側はそうなるね」

日本のサービスに対するスタンダードは高い上、それが当たり前になっている。

「サービスを受ける側としてはパーフェクト」

そしてある日。

ある洋食屋さんでのおもてなしに感激したアメリカ人。

「失礼になっても、渡さないと気がすまない」

と、ビックリするくらい高価なチップをシェフに渡しました。

シェフも心よくチップを受け取り、両者ともにハッピーな様子。

それを見ていて、「チップを期待したサービスではないから、余計にアメリカ人の心を掴むのかな」とほっこりしました。

車が不便

東京滞在中のアメリカ人が「東京で車持ってる人って多い?」

「どうだろうね、レンタカーも安いしね」

「駐車場があるお店少ないから、車不便だよね」

「行く場所によってはそうかも」

都内は車を使う方より、電車やバスの方が便利だったりしますよね。

「それってすごい!!」

その選択肢が、日本人が自然と歩くきっかけになっている。

アメリカではニューヨークなどを除いては、車がないとどこへも行けない州もあり、車を使わざる得ないということもあります。

わざわざ健康のためとバスを利用しようとする方が、時間やコストの面でも悪い選択肢だったり。

歩くためにハイキングやトレイルにわざわざ行かなくても、自然と毎日の通勤や通学、お買い物でエクササイズができる。

日本都内の環境は、健康面を考えるとパーフェクトだそうです。

作るのが大変な一汁三菜

日本人には「一汁三菜(いちじゅうさんさい)」という言葉があるように、栄養をバランスよく摂ることを意識する習慣がありますよね。

「そんなに色々作るの大変だな…」

「それが理想だけど、なかなか難しいよ」

「でもそれが食文化なんだよね?」

「そうだね」

「文化と健康が関係してるってパーフェクト」

「アメリカの食文化は?」

「え…ハンバーガーとかピザじゃない?」

「その文化しっかり守ってるよね!笑」

「そう、どっちも大好きだしね」

「でもアメリカで食文化を守っても健康になれない」とアメリカ人は笑っていました。。

「日本人は日常食もパーフェクトだよ」

「納豆とかお味噌とか?」

「そう、それスーパーフードだもん」

日本食でしかも一汁三菜を作るのは大変そうだけど、食べる側としてパーフェクトなんだそうです。笑

パーフェクトなドンキホーテ

最後はアメリカ人が普通に挙げた日本のいいところ!

アメリカ人が買いたいものをいくつも挙げたので「ドンキに行けば何でも揃うよ」と言いました。

「全部見つかるの?!」

「うん」

「一つのお店で?!」

「そう、しかも安いの」

半信半疑の面持ちでしたが、とにかく連れて行きました。

店内で「ワオ!こんなものまで売ってる!!」と大はしゃぎ。

お会計の際「本当に全部揃ったね!!」

「でしょ?」

「しかも安い!」

その後、「ドンキほしい」とボソボソ言っていたので…

「アメリカにもディスカウントストアあるよね」

「日本のドンキがいい」

ハワイにもドンキがあるのですが、日本のドンキとは違うので、日本のいいところは「パーフェクトなドンキ」があることだそうです。笑