ゆるい感じが面白いほど癖になる「これぞアメリカ文化」13選

日本とアメリカの文化を比べると、色々な発見があります!

違いがあるのは当たり前なのですが、日本生まれ日本育ちの私には「アメリカはこんな感じなんだ」と驚いたことが多くあります。

その中でも今回は、日本文化を基準にするがゆえ、ちょっと雑に見えるかもしれないアメリカ文化を集めました。

ゆるい感じがクセになるかもしれない「面白いアメリカ文化」13選いってみましょう!

日本とアメリカ面白い文化の違い

写真と実際

アメリカでは写真と実際の料理に違いがあることが珍しくなく、逆に写真とものすごく近かったら「お!」とテンション上がります。笑

でも同じであることを期待もしていないので、がっかりもしないです。笑

また提供してくれる料理に一貫性がないこともありますが、それだけ値段が安かったり、ある時は通常以上に最高なことがあるので、「バランスがとれてていいか」と思うばかりです。

ある日ファーストフードで、そのお店の定番人気のハンバーガーに大切なトマトが入っていませんでした。

食べ終わって「トマト入ってた?」とアメリカ人に聞くと、「入ってなかった」と何事もなく会話は終了しました。笑

話が盛り上がりすぎてしまう

スーパーのレジで、私の目の前で精算をするお客さんと話がはずみすぎて、キャッシャーの手が完全に止まっています。笑

アメリカではスーパーに限らず、例えば長い列ができている郵便局でも、カウンターの郵便局員とお客さんの話がはずんで、その窓口だけまったく空かないということもありました。笑

レジではないですが、お買い物中店員さんに「How are you?(ご機嫌いかがですか?)」と聞かれ、そこから少し話し込むなんてこともあります。

お客さんに「アボカドはどうやって選んでる?」と突然聞かれたり、「このミートボール最高だからおすすめだよ」と突然言われることもあります。

思わぬところで思わぬ人と話がはずむなんてことが頻繁にあるので、話が盛り上がってなかなか作業が進まない店員さんなどを見ると、「そういうこともあるよね」という気持ちになります。笑

お別れの仕方

私がタクシーに乗り込み、アメリカ人が私を見送ってくれたとき。

車の窓越しにバイバイをして、タクシーが走り出しました。窓を開けて、顔を出して手を振ろうとしたらもう誰もいませんでした。笑

「撤収早いな」と心の中で笑ってしまいましたが、アメリカ人のお別れはさっぱりしています。

例えば空港に入っていく私と、それを見送るアメリカ人のパターンでも、ハグやキスをしてお別れをしたらお互い違う方向に歩いていきます。笑

もちろん少しの間手を振るアメリカ人もいると思いますが、見えなくなるまでする人はすごく稀か、ほとんどいないのではないかなと思います。

私とアメリカ人が、アメリカ人を見送ったとき。

お別れのハグをしたあともその場に残って手を振ろうとする私を、一緒に見送ったアメリカ人は横で見ていました。

見送られた側のアメリカ人が一度も振り返ることなく去っていき、横にいたアメリカ人と一緒に爆笑した覚えがあります。笑

返品

アメリカは返品にものすごく柔軟なお店が多いです。

買ってみたけど使いづらい、思ってたのと違う、美味しくないなど様々な理由に対応してくれます。

スーパーのカスタマーサービスに行くと、これ返品するの?!と思うような商品を持って並んでいる人も見かけます。

それゆえ、明らかに誰かが返品した商品がお店に並んでいる場合があります。笑

例えばこの前、メモリーカードのパッケージにテープがベタベタに貼って閉じられているものを見かけました。もっとなんとかできなかったのかと笑ってしまいましたが、その辺はかなり大ざっぱです。

しかもそんなズタズタな商品も在庫としてカウントされるので、それを誰かが買うことになります。

私も一度買おうとした商品が明らかに返品されたもので、在庫がそれしかないという状況に置かれました。でも「こうしてお店がまわっているんだ」とあまり気にせず買いました。笑

もう少し足して下さい

アメリカにはカウンターでオーダーして、好きな食材などを選びプレートを作るレストランが多くあります。

そういうスタイルのレストランでは、マニュアルでプレートに盛る量が決まっていると思いますが、多い少ないのさじ加減はお客さんができることがあります。

店員さんが乗せた量が少ないと感じれば「もう少しのせて」と頼めたり。

しかも「もう少し」と頼んだときのさじ加減は店員さん次第で、想定以上の量をバサッとくれる人、ちょろっとだけ足す人と色々です。

それゆえ「今日のプレートはこの前より多くて嬉しいな」など、店員さんがサービス旺盛だと、いつも以上にハッピーになることもあります。笑

お正月はクリスマスの続き

アメリカにはお正月飾りという決まったものがありません。

10月31日のハロウィンが終わると、ゆっくりとクリスマスのデコレーションに取り掛かり、クリスマスのあとは飾りをそのままにしてお正月を迎えるお家が多いです。

日本のように年末の大掃除という習慣もないので、クリスマスが終わると家族とのんびりお正月を迎えます。

それゆえ新年を迎えても、まだクリスマスの雰囲気が残っているお家も多く、お正月という感じはしません。笑

2月を迎えてもクリスマスリースがお家の屋根付近に飾ってあるお家を見たこともありますが、その頃になるとさすがにアメリカ人も「まだ飾ってるね」という見方をするみたいです。笑

アイラブユー

「愛している」というその言葉ですが、アメリカ人は「ありがとう」や「おはよう」という挨拶くらいの感覚で使います。笑

もちろんシチュエーションが変われば重みのあるアイラブユーを伝えることもありますが、「ヘイ」と呼びかけるような感覚で使う「アイラブユー」もあります。笑

しかも「いまなの?!」と思うようなタイミングでも使われます。笑

例えば同僚から相談を受けて、話を聞き終わったあとに言われたり。

またはショッピングで何かを買ってもらい、私がお礼を言ったあとに言われたり。

家の中ですれ違いざまに言われたり。

ハワイの「ALOHA」という言葉と似ていて、「アイラブユー」にもいくつかの意味が込められていると思うので、「愛している」だけでなく感謝や思いやりの気持ちも伝わるような気がします。

ルールはあるようでない

アメリカのファーストフードで食事をしていたとき。

店員さんに聞かれました「シェイク良かったらいかがですか?」

どうやら間違えて3つも余分なシェイクを作ってしまったらしく、私達がちょうど3人グループということで持ってきてくれました。

またドーナツ屋さんで誕生月にメールで届いたものを使いたいと店員さんに伝えたら、どんなものかチェックする前にドーナツを無料でくれました。

大小あるハンバーガーの小を頼んだら、「今日は大きいバーガー用のパティを入れたよ」と、常連でもないファーストフード店で言われました。

店員さん次第なゆるい感じがいいですよね。笑

個人間で売買できる

アメリカで車を売りたければ、ディーラーに行かなくても、ネットの掲示板などを使い個人間で売買することが出来ます。

売り手と買い手が会う日を決めて車を見せて、気に入ればお代を頂き、DMVと呼ばれるところに一緒に行きタイトルチェンジというものをして、車の持ち主の情報を変えます。

個人間で売買するので、間に誰も通さず、掲示板も無料で使えるので手数料もかかりません。

もちろんメンテナンスの状況は持ち主次第なので、そこは何の保証もなく、売り手に言われたことと自分の目を信じるしかありません。笑

雨の日サービス

アメリカのハンバーガーチェーン店では、雨が降っていたら「子供にホットココアが無料」というサービスをしているお店があります。

ある日朝に雨が降り、午後を待たずして快晴になった日。快晴になった午後にそのお店に行くと、無料サインが出ていました。

お店はガラス張りなので、中からでも簡単に晴れが確認できるのですが、「サインが出ているからもらえるのかな?」と思い、一緒にいたキッズ分のココアを頼んでみたら、快くOKとサービスしてくれました。

「雨がやんだからサインをささっとしまおう」というきっちり感はないです。笑

30円足りない

あるお店のレジで、ギフトカードを使って精算を済まそうとしたとき。

お会計がギフトカードではまかないきれず、あと30円ほど足らないという状況になりました。

コインを持っておらず、クレジットカードで済ませようとしたとき「大丈夫です、私がもちます」と店員さんが言ってくれました。

「いや大丈夫、カード切って下さい」とお願いすると、「コイン沢山あるので大丈夫ですよ」と言ってくれたのでお礼を言って、その場を離れました。

日本にはドンキにジャストBOXという素晴らしいものがありますが、まさか店員さんがこんな風に言ってくれるなんてと感動しました。

100円以下でもカード精算

ちなみに「30円でクレジットカード切るの?!」と驚かれた方、アメリカでは100円以下でもカード精算は普通です。笑

クレジットカードを使う度に毎回サインをする必要もないので、日本で電子マネーを電子カードを使うような感覚でカードが使えます。

現金を持ち歩くのが面倒と、そんな理由もあると思いますが、カードの方が自分がどれだけお金を使ったかトラックングがしやすい、ポイントやマイル、キャッシュバックなどのためというのもあると思います。

現金を持たない生活、楽ちんそうだなぁと思う方もいるのではないでしょうか!笑

公衆トイレはスキマだらけ

アメリカの公衆トイレやスーパーなどのお手洗いは、ボックスの方に上下大きなスキマがあります。

また中に入ってドアを閉めたときにも、ドアの両端にわりと大きなスキマができます。

一度だけ、小さな子供がドアを開けようとしたら閉まっていたので、確認しようとスキマから覗いて、私と目が合ったなんてことがありました。笑

プライバシーを守るという意味でスキマなく作るという考えは、アメリカにはないみたいです。

アメリカのトイレのドアには「使用中」の表示もなくただの鍵が付いているだけなので、スキマから脚を覗いて使用中かどうか判断するというのがアメリカスタイルです。

誰か中にいるかすぐ分かり、お客さんにもお掃除の人にも便利。水漏れがあればドアを一つ一つ開けて確認しなくてもすぐ分かる。

なんだこの作りは?!とビックリするかもしれませんが、これはアメリカ的には理にかなった作りなのだそうです。

 

みなさんのお気に入りアメリカ文化はありましたか?見つかっていたら嬉しいです。

これをやめたら結婚が上手くいく?「アメリカ人との国際結婚」

結婚を機に生活がガラリと変わることがあります。

私の場合国際結婚だったのですが、それを機に過去のぐうたらな自分と決別しました。

もちろんあくまで私個人の体験談で、「結婚したらコレをやめるといいですよ」というアドバイスではありません。

どうしようもない彼女だった私が、「このままではいけない!」とやめた3ついってみましょう!

国際結婚(アメリカ)でやめたこと

1.趣味はやめた!

旦那さんがまだ恋人だったとき、私のダンス熱は人生で最高潮。

パフォーマンスが近くなると、お休みの日にも練習や衣装作りなどに時間を使いました。

自分の趣味が彼一緒に過ごせる時間を奪っている。

気づいてはいながら、彼とも上手くいきたい、けどダンスも大切。

彼の優しさに完全に甘えていました。

今なら「何やってるんだよ」と当時の私に言ってあげたいですが、当時は「彼女としてやれることはやっている」と訳のわからない思い込みの自信を持っていました。

どう考えてもそれは自分への過大評価のようなもので、実際は彼が私に歩み寄って理解してくれることで、私たちの関係は続いていました。

そして結婚を機に…

ダンスを含めた趣味を全部キッパリやめました!!

お稽古道具などはお友達にゆずったり、ダンスの教室に寄付し全てなくなりました。

知らなかった彼の悩み

恋人として同棲していたとき、一緒に住んでいるにも関わらず、顔を合わせるのは朝と夜だけ。

お休みの曜日も別々でした。

彼が休みの日も、私は仕事以外の時間を趣味にあて、半日一緒にいられることさえ稀でした。

そんな中一緒に過ごす時間を作るため、私が休みの日に合わせ彼は有給を使ってくれていました。

自分が休みの日でも、ダンスのパフォーマンスがある私のため車で送り迎えをしてくれました。

「こんなに応援してくれている。もっと頑張ろう!」なんて趣味にさらに力が入りそうなくらい、彼の理解は素晴らしかった。

しかし辞めたあとに知った話ですが、「こんな忙しい彼女とどうやって関係を築いたらいいんだろう」と彼は悩んでいたそうです。

また、かなり付き合いが浅い段階で「一緒に住もうか」と言ってくれたのも、少しでも一緒に過ごせる時間が増えるようにと考えてのことだったと、後で知りました。

2.お酒はやめた!

私にとってお酒はとても身近な存在でした。

しかし彼はお酒を飲まないので、お酒を飲むときはいつも一人。

最初は全く気になりませんでしたが、だんだん「一人で飲んでも楽しくないな」と思うようになり、前より頻繁にお友達と外出して、外で飲むようになりました。

それに対して彼は何かを言うどころか、安否の心配をしてくれるような人だったので、私が帰るとすでに寝てしまっている姿を見て申し訳ない気持ちが生まれました。

「友達を家に招いて飲もう」

外出せず、彼に心配もかけないので良いアイデアだと思いましたが、彼も私達と一緒に楽しんでいるという感覚はありませんでした。

誤解のないようにお伝えしておきますが、お酒を飲まない彼ではありましたが、いつも私達の会話に参加してくれ、楽しそうにしている私達をニコニコ微笑ましく眺めてくれていました。

しかし「なんかモヤモヤするな…」という思いは日に日に募りました。

永遠のさようなら

そしてある日、彼が私をお寿司屋さんに連れて行ってくれた時。

マグロしか食べられない彼は、一人でモリモリ食べる私の顔を嬉しそうに眺めていました。

彼は同じ料理やお酒を味わえなくても、私が嬉しそうにしていると、その「一緒に過ごす時間」を楽しみ感謝できる人です。

そんな姿を見て「私もこんな風になりたい」と思いました。

私はしてもらってばかり、受け取るばかりで、何も差し出していない…

「自分だけが美味しい、楽しいと思うものはもういいや」

やめるものはお酒でなくても良かったのですが、そう意識が変わってから、「お酒を飲みたい」という気持ちがわかなくなりました。

結婚してアメリカに移住し、日本のように付き合いで飲む場面もなくなったので、キッパリやめました。

ワガママでも優先したかった

彼と恋人同士だったとき、アメリカには期間限定で住んでいたので、その間に成し遂げたいことで頭がいっぱいでした。

アメリカ滞在中は、この目標達成のためにエネルギーを注ぎたい!

恋愛にエネルギーや時間を注ぐのはもったいない。

それにその頃は「恋人とは縁が切れても、友達との縁は一生続く」というのを信じていました。

それゆえ私がより多くのエネルギーや時間を注ぎたい比率は、恋人よりも友達の方が大きくなっていました。

またアメリカで限られた時間しかないという理由で、自分に都合が良いような考え方をして、多くの時間やエネルギーを自分の目標達成のために使っていました。

彼は何も言いませんでしたが、私の言動からその傾向に気がついていたと思います。

遠く離れた日本にいる友達と、側にいる彼。側にいるのになぜか私を遠く感じることもあったと思います。

彼との関係よりも短期間での目標達成に夢中になる私の背中を、どんな目で見ていたのだろうと思います。

3.自分都合の考えはやめた!

友達とは歴史も思い出もある。もう一人の人生ではなくなる。

「だからこれからは、旦那さんと一緒に、二人の人生の目標を持って進んでいこう」

正式に結婚をする前にガラリと意識を変えました。

今まで通り友達を大切に思う気持ちは変わらず、今までしていたことをしなくなったという事もありません。

未来の自分を守るため「友達を優先する」

また恋人の気持ちを察することなく「自分の目標を追い求める」

そういう自己中心的で自分都合な考えはやめました。

結婚して変わった感覚

恋愛とは大きく異なる結婚。

その違いの一つには「一人の人生が二人の人生になる」というものがあると感じます。

恋愛中は「自分が主人公の人生に彼がいる」という感覚があったように思いますが、結婚は旦那さんと「二人で一つの人生を歩んでいく」という感覚に変わりました。

気づいたこと

夫婦や家族の絆というのは始めからあるものではなく、結んで育んでいくものだということをシミジミ感じています。

それは親子でも兄弟姉妹でも、旦那さんでも、自分の子供でも、義理の家族でも同じことであり、どれだけ心を込め、本気で関わろうとしたかで関係性は変わるものだと今も信じています。