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外国人が良い悪いという偏見なく言った「日本人ってこんなイメージ」9選

イメージというのは難しい言葉だなと思いますが…

そのイメージが正しい正しくないというのは関係なく、日本人でも外国人に「特定のイメージ」を持つことはありますよね!

たった一人のアメリカ人らしき人の行動を見て、「アメリカ人という人」に特定のイメージを持ったり。

またはアメリカ旅行中に何度か似た光景を見ることで、「アメリカという国に住む人」にあるイメージを持ったり。

私が話したアメリカ人たちも、みんなそんな感じで個人的なイメージを日本人に持っています。

今回は外国人が、良い悪いという意味は含まず言った「日本人のイメージ」をまとめました。

「シャイ」とか「よくお辞儀をする」「ハードワーカー」とか良く聞くものは省き、「なにそれ、面白いね」と思ったものだけを集めてみました。

私の周りのアメリカ人が持つイメージなので、「アメリカ人一般」が持つイメージではないとご理解頂けると嬉しいです。

では、いってみましょう!

日本人のイメージ

「やばい」という面白い響きの言葉をよく使う

Netflixで観れる日本の「テラスハウス」というリアリティ番組が大好きな、私のアメリカ人の友人。

どうやらテラスハウスは男女6人が共同生活をするそうで、リアルな日本人の様子が見えて面白いのだとか。

ある日一緒に美味しいものを食べたとき。

「やばい!」

とアメリカ人が言ったので、「よく知ってるね」と笑っていると、テラスハウスで学んだと言われました。笑

「ショーを観て覚えたの?!」

「そう、日本語を勉強している人は観るべきだと思う」

テラスハウスの住人は「やばい」をものすごく頻繁に使うそうで、自然と覚えたそうです。

美しい景色を見ても「やばい」

飲みすぎてよっぱらっても「やばい」

そのアメリカ人は日本語が全く話せないのに、完璧に「やばい」を使いこなしていてびっくり。笑

外国人がマスターできるくらい、色々な場面で使われていたのだなと納得しました。

この経験から、「日本人はやばいを多様する」というイメージがついたそうです。笑

恋愛がゆーーっくり

もうひとつ。

テラスハウスでは日本人の恋愛の過程を見るのも、楽しみの一つだそうです。

しかしそのプロセスが「信じられないくらいゆっくり」と、アメリカ人が言っていました。

一緒に住み始めた男女の間に、数ヶ月これといった大きな動きがないこともあるそうです。

もしテラスハウスに住む6人全員がアメリカ人なら、「一週間しないで色々なドラマが起きているよ」と言われました。笑

「お互いの気持ちを確かめるのに、何回デートするの?!」

「最高のキスのチャンスが目の前にあるのに、しないの!!」

と色々言われました。笑

話からのイメージで、テラスハウスの恋愛のスピードは「普通だけどね」と言うと、「あんなにゆっくりなんだ…」とものすごく驚いていました。

もちろんアメリカ人でもゆっくりな人はいると思いますし、日本人でもそうでない人もいると思います。

しかし私の周りや、若い同僚の話を聞いていると、アメリカ人は私が驚くような速さで恋愛を進めていきます。

その速度と比べると、「日本人はゆっくり」と思う気持ちも分からなくないなと思います。

感情の表現があいまい

これでテラスハウスからのイメージは最後です。

そのゆっくりな恋愛プロセスを経て、アメリカ人にとって信じられない結末を迎えることがあるようです。

アメリカ人は説明してくれました…

「何度もデートを重ねる男女がいて、お互い好意を抱いているわけ」

「でも男性が『付き合って欲しい』と告白すると振られるんだよ」

そんな場面が多くあったようです。

「女の子が『付き合うまで気持ちがまだいっていない』って言うの」

「それ、どういう意味?」

デートは何度もするけど、「まだそういう好き」ではないという感覚の理解が難しいそうです。

「どのレベルまで好きになると付き合うの?」

「どのくらい時間がかかるの?」

「男の子はどんなサインを待てばいいの?!」

アメリカ人の男子には、「日本人の女の子の心の動きを感じ取るのは、相当難しいんじゃないかな」と言っていました。

「だいたい告白って何?!」

「日本人はみんな告白して付き合うの?」

アメリカには男女が付き合う際、日本のような「告白」という儀式は一般的ではないそうです。

「彼氏または彼女になって」と聞く人もいるかもしれないけど、日本ほど誰もが当たり前にするものではないのだとか。

とにかく、アメリカではもう聞くまでもなく「私たち付き合ってるよね」みたいな状況でも、日本では告白をする。

そして「そこまでまだ気持ちがいっていない」という、なんとも曖昧な言葉で振られることがある。

その表現を女の子が使う場面を何度も観たらしく、「日本人の女の子は恋愛において、ものすごく曖昧な表現をする」というイメージがついたそうです。

そのアメリカ人いわく、何度もデートしてお互いに楽しい時間を過ごしていたら、「そういう好意がお互いにある」と思うらしいです。笑

歯並びをあまり気にしない

アメリカに留学中だったとき。

アメリカ人に「Yuriは歯並びがきれいだよね」と言われたことがありました。

日本で歯並びを指摘されたことがなかったので「初めて言われた」と驚くと、「笑顔がより美しく見える」と言われさらに驚きました。

「日本人では珍しいよね」

「歯並びそんなに気にする?」と聞くと、「すごく大事だと思うよ」と。

そのアメリカ人が出会ってきた日本人は、歯並びをあまり気にしない人が多かったのかもしれません。

日本では「歯並びがきれいな方が良い」と言うよりは、ガタガタしたのが気になるから歯科矯正をするというイメージがあります。

しかしどうやらアメリカでは、「歯並びがそろっていると美しい」という考えがあるみたいです。

実は留学中タイ人にも歯並びについて言われたことがあり、個人の差もあると思いますが、アメリカだけではないのだなと感じました。

そう言えば、ある日アメリカでお店の店員さんと話していた時。

「あなたの白目は真っ白で美しい」と言われたことがありました。笑

所変われば、色々な見方があって面白いですよね。

白目を褒められるのは、きっとこれが最初で最後だろうと思いました。笑

非常に若く見える

噓みたいな話ですが、私が弟の中学校に行ったとき。

その日は登校日前で色々と手続きをしようと、旦那さんと弟と一緒に受付にいました。

受付の50代くらいの女性が「登録するのは…あなたよね!」

と、その中学にこれから通うのは「あなたね」と私を指差して言いました。笑

「あっ、この子です」

と私が弟の頭をぽんっと叩くと、受付の人は「オーマイガー!あなたじゃなかったの?!」

「私は姉なんです」

「あ〜オーケー、お姉さんね」

受付の人は納得した様子でしたが、私がものすごく年の離れた義理の姉であると分かったかは微妙です。笑

しかし、その謎が解決した出来事がありました。

日本ではいたって年相応の私のような容姿でも、アメリカでは本当に訳の分からないことになります。

ある日コストコで、エナジードリンクの試飲ブースに立つ60代後半くらいの男性。

旦那さんの横に私が立ち、私の横に弟が立って、おじさんの話を聞いていました。

「ちょっと試しに飲んでみるかい?」

旦那さんと私が飲んで「すごく美味しいですね」と伝えると…

「娘さんをちょっと甘やかしてもいいかな?」

と、おじさんが旦那さんに言いました。笑

それを聞いた弟は硬直して、旦那さんは笑いを堪えながら「いいですよ」と答えました。

おじさんはピンク色のエナジードリンクにクリームを入れて、孫に話すような優しい顔で「飲んでごらん」と私に言いました。

その後3人で、おじさんには旦那さんが私と弟のお父さんに見えたんだねと爆笑しました。

旦那さんは落ち着いた雰囲気がありますが、私と歳がほとんど変わらず見た目も年相応なので、人の見方というのは面白すぎます。

弟ぬきで旦那さんと私が一緒にいると、高校生くらいに間違われることもあり、「Yuriの影響かな?」と旦那さんが言うので…

「日本人は幼く見えるのでは?!」と思い、日本の有名人の写真を見せて「何歳に見えるか?」というゲームをしました。

みんな見た目が若く見えるということは旦那さんも知っているので、パッと見で何歳に見えるか正直に答えてもらいました。

ゲームのコンセプトを知っていても、実際の年齢を聞いて、旦那さんは驚いていました。

そりゃそうです!

安室奈美恵さんの写真を見て、「若く見える人の写真を見せてるんだよね?」と言いながら、「20代前半に見える、でも本当は30歳くらい?」と聞かれました。

「これは彼女が引退した40歳のとき」

それを聞いて、目を丸くしていました。

「日本人は想像以上に若く見える」というイメージがついたみたいです。笑

内股ぎみ

日本で街をあるく女の子たちを見ていたアメリカ人。

「歩き方でそう見えるのかなぁ」

「歩き方?」

「内股に歩く女の子が多くない?」

「そうなの?気にしたことなかった」

待ちゆく女の子が、つま先を内に入れて歩く姿に目がいったみたいです。

別の日、何かに気がついたそうで「やっぱり歩き方じゃないね、O脚の子が多いんだ」

アメリカ人でO脚の人というのは滅多に見ません。

まっすぐ以外では、O脚よりもX脚ぎみの人の方が見ることはある気がします。

「私もかなりO脚なんだよね」と言うと、「確かに、いつから?」

「小学6年生の卒業式で、友達と横に並んで撮った写真をみて気づいた」

「日本人がしていて、アメリカ人がしない習慣に関係しているのかな?」

そしてある日。

「ねえ、その座り方じゃない?」

正座をしているときにアメリカ人に言われました。

「Yuriの実家って、テーブルと椅子ある?」

「ない、地べたに座る」

「日本でもテーブルと椅子がある家はある?」

「あるよ」

「もしかしたら、長時間の正座が影響しているのかもしれない」

そう言われてみると、私は正座がクセで、地べたに座る時は無意識に正座をすることがすごく多いです。

この見解には何の根拠もありませんが、日本人の「特に女の子のイメージに内股ぎみ、またはO脚」のイメージを持っているそうです。

仕事に身を捧げる

日本のとあるお寿司屋さんのドキュメンタリーを観たアメリカ人。

仕事に対する妥協のない姿勢、こだわりや伝統を貫き通す精神など、職人さんの仕事への献身的な姿勢にひどく心を打たれたそうです。

「寿司のプロフェッショナルであり、お店に関わる全てのことに関して一流」と感動していました。

このドキュメンタリーを観ていなかったら、日本人の細かな気遣いやおもてなしに対し、ここまで深く想像を広げられなかったそうです。

「日本人は仕事に対し献身的」

このイメージが強く残ったと言っていました。

キッズがすごく自立心してる

まだ低学年の日本の小学生が、お家から一人で電車に乗り、学校に通う様子をYouTubeで観た外国人。

「こんなに小さいうちから?!」

と、相当ショックを受けたそうです。

「日本の子供たちはすごく自立してる!!」

そう言われたので、小学生が学校で給食の配膳や、お掃除する様子を動画で見せました。

「信じられない!」

データがあるわけでなく私の勝手な意見ですが、小さな子供が出来ること、また別の言い方をすると「出来るように求められること」は、アメリカより日本の方が遥かに多い気がします。

日本では子供に対し「それくらい普通」と思うレベルがアメリカより高いのかもしれませんが、日本のキッズはアメリカ人にとっては「アメージング」と言われるくらい素晴らしく自立していると言っていました。

アメリカでは「まだ小さいから出来なくて当たり前だよね」ということが、日本では「これくらい出来て当たり前」なんてこともあるのかもしれません。

どのレベルが普通、こうだから良いもないですが、「日本のキッズは自立している」というイメージがあるそうです。

国民がピースする

ディズニーランドに行ったとき。

修学旅行生8人に写真を頼まれました。

「はい、チーズ!」

というと、8人全員が元気に両手でダブルピース。

「ありがとうございました〜」と去っていく修学旅行生を見ながら、「可愛すぎる」とアメリカ人。

その後私たちが写真をとる時、アメリカ人は習いたてのダブルピースを何度もしていました。笑

「日本人は写真をとる時ピースサインするよね」

「するね、クセかもね。ハワイのシャカみたいな感じだと思う」

「確かにね」

同じアメリカ人でもハワイ出身の人は、ポーズをとるときシャカをすることが多くあります。

「でもハワイだけだよ、アメリカ人全員がとる決まったポーズってない」

なるほどね〜と思いました。