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スーパーで節約
今回は、お買い物でも「アメリカのスーパー」
スーパーの買い物で役立つ「スーパー節約術」を16ご紹介します!
1.10 for $10
アメリカスーパーでよく見かける「10 for $10」
これはセールのサインで、そのままの意味で考えると「10コで10ドル」
「それなら1コ$1でお得だから、10コまとめ買いして得しよう!」
そんな風になるのかもしれません。
しかしこれは、「10コ買わないとセール対象ではない」という意味ではないというのが節約ポイントです。
サインに小さく「1コではセール対象にならない」と書いてない限り、「1コでも1ドル」です。
知らなかったころは、そのサイン通り「10個」買っていたこともありました。笑
たとえば「2 for $5」なんて場合。
注意書きがないかぎり「1コ$2.50」と同じ意味です。
「2コ買うから1コが$2.50になる」と思っていたこともありました。笑
まれに「1コでも$5」請求される場合があるので、心配なときは聞いてみてくださいね。
2.量ではなくper oz
「oz」というのは「ounce(オンス)」のことで、アメリカでは「g(グラム)」よりもメジャーに使われています。
「g」が書いてある場合もあります。
アメリカでは「lb」=「kg」、「oz」=「g」と考えると覚えやすいです。
このシリアルは小さいサイズなので、購入前には「ファミリーサイズ」とお値段を比較したいところ。
大きいサイズの方が小さいものよりもお得、そんな考えがあるとついファミリーサイズを買いたくなります。
しかしこのシリアル、小さいサイズの方が安いのです。
お値段を比べるための【計算方法】は簡単で、「per oz(ozごとに)」の値段をだすだけ。
小さいサイズは「$3.99」で「17.5oz」の内容量なので、「3.99÷17.5=0.23」。
「1oz=$0.23」で、大きいサイズより安いのです!!
この場合、たくさん欲しければ小さいものを2つ買う方がお得です。
大きさがいくつかあるときは、「per oz」あたりの値段を比べてみてくださいね。
3.バリューパック
1つだけ買うか、「バリュー2パック」にするか。
「Value(バリュー)」なんて聞くと、まとめ買いした方が安いように感じます。
そんなときは、この歯磨き粉の「per oz」を比べてみて下さい。
計算がめんどうでも大丈夫です!
スーパーによっては、丁寧に表示してくれているところもあります。
この写真はWalmart(ウォルマート)で、タグのオレンジ色の部分が実は「per oz」の値段です。
どちらが安いでしょうか?
そうなんです。
驚くことに、1個づつ買った方がバリューパックより安いのです。
「バリュー」という言葉には気をつけくださいね。
4.イベント後のセール
アメリカには、クリスマスやサンクスギビングなどのホリデー、バレンタインやイースターなどのイベントがあります。
そして、そのたびにスーパーで発売される「限定のお菓子」
ホリデーやイベントの次の日には、その限定品は「セール」になることがほとんど!
好きなお菓子の限定パッケージが、通常のものより安く買えたりします。
アメリカのスーパーは商品をはけるのがかなり早いので、気になるものがある場合はお早めに。
5.BUY 2 GET 1 FREE
アメリカでよく見かける「BUY 2 GET 1 FREE」
これは「2つ買えば1つ無料」という意味です。
「1つ無料でもらえる!」または「50%オフになる!」
その通りなのですが、このセールを最大限に活かすには「数」に注目です。
どういう意味かというと、「いくつ買えばいくつ無料なのか」というのはセールによって変わり、ときには「5コ買えば1コ無料」なんてこともあります。
例えば写真のチョコが「1コ1ドル」だった場合、「BUY 2 GET 1 FREE」=「3コで$2」ということ。
「1コあたり約$0.66」です。
もし「BUY 5 GET 1 FREE」だった場合、「6コで$5」
「1コあたり約$0.83」です。
「数」が変わると1個あたりの値段が変わり、節約の幅も変わります。
よく見かけるもので好きなのは「BUY 1 GET 2 FREE」
このチョコを例とすると「1コあたり約$0.33」!!
このサインをみたら、「1コあたりの値段」を比べてみるのが節約ポイントです。
6.自社ブランド
この2つの商品、とっても似ていますよね。
実は、左がオリジナルブランドのもので、右が「equate」というアメリカウォルマートの自社ブランドのもの。
成分をみても大きな違いはなく、容量は同じでパフォーマンスも似ています。
でも値段が「equate」の方が$1ほど安いです。
それなら節約できるし、問題なくequateを買いますよね!
ウォルマートにあるメーカー商品で人気のものは、「equate」ものがある可能性が高いです。
コストコも「KIRKLAND」として、他のメーカーと似たものを発売しています。
自社ブランドの方が安いことがほとんどなので、消費者にとっては最高ですよね!
どのスーパーにも必ずといってよいほどある「自社ブランド」要チェックです。
7.1つ VS 重さ
アメリカでお野菜は、「重さ」によって値段が変わるものも多いです。
値札の表示は「1つ」の値段であったり、「1 lb(パウンド)」であったりさまざま。
ちなみに、このカリフラワーの「$1.29」は「1 lb(パウンド)」のお値段です。
ほしいサイズのカリフラワーが「3 lb」であれば「3×1.29=$3.87」ということになります。
しかし、スーパーによっては「1コ」の値段で表示している場合もあるので気をつけてください。
でも「1つ」と「重さ」だと、お値段を比べづらい。
そんなときは、やはり「per lb」で比べるのが節約のポイントです。
例えば1コの値段が「$2.98」のカリフラワーをみつけたら、まずその重さを量ります。
その場合1コあたりの値段になるので、大きく重いカリフラワーの方がお得です。
選んだものが「3 lb」
「2.98÷3=$0.99」なので、このカリフラワーは「1 lb=$0.99」
1枚目の写真のものが「1 lb=$1.29」で、2つめは「1 lb=$0.99」。
後者の方が安い!ということになります。
お野菜は「重さ」が関わってきてややこしく感じますが、単位を「lb」か「oz」に統一して計算すると簡単です。
8.広告の品
アメリカのスーパーから毎週届く広告。
「広告の品」は毎週ころころ変わり、1日違うだけでまったく同じ商品が半額に!なんてことは多々あります。
いますぐ必要なものでなければ、広告の品をみて節約レシピを考えるのも楽しいです。
気をつけたいのは、広告の品が安いかということ。
例えばこのアスパラガス、普段は「1lb=2.99」で「$1.11」節約できますよと書いてあります。
もし他のスーパーの通常のアスパラが「1lb=$1.88」より高ければ、この広告の品は安いということで節約できます。
いくら「Save(セーブ)」できますと聞くとお得な感じがしますが、他と慎重に比べるのが節約ポイントです。
9.賞味期限セール
スーパーによっては、賞味期限の近い商品を「セール品」として販売することがあります。
例えばウォルマート。
ケーキ類は、賞味期限1日前には値段が下がります。
当日まで売れ残った場合、半額以下の破格で買えることもしばしば。
他のスーパーでは、パンやプロテインパウダーなども見かけたことがあります。
ケーキは食べたいときに食べるではなく、セール品を見つけたときに食べると節約できます。笑
10.値段の変化
「4 for $1」というのは「4つ$1ドル」という意味。
この写真を撮った冬の時点では、ライムはこのスーパーが一番安かったです。
しかし、夏がきて「2 for $1」と変化。
そうなると、トレーダージョーズで買える「1袋(6~7コ入り)$1.99」のライムの方が安いです。
お野菜の値段はシーズンにより大きく変わります。
よく買う「Russel Potatoes」は、同じスーパーでも冬と夏では$1変わります。
それゆえ春は「Sprout」、冬は「トレーダージョーズ」のように買うスーパーを変えます。
夏に値段のあがる「アスパラガス」は、冬にたくさん食べます。
逆に冬に値段のあがる「アボカド」は、夏にたくさん食べます。
やっぱりスーパーによって「これが安い!」というものがあり、「シーズン」も深くかかわってきます。
普段から、値段の変化に注目するのが節約ポイントです。
11.袋買い
きれいに袋入りされた「芽キャベツ」
「これは袋売りなのかな?」とふと考えてしまいますが、1袋いくらというものではありません。
アメリカではほとんどが「量り売り」で、値札にも「1 lbいくら」と書いてあります。
それゆえ、こんなにたくさん必要なければまるごと買う必要はありません。
例えばこのスーパーには、必要な分だけの芽キャベツを袋につめれるエリアがあります。
そこに必要のない芽キャベツを出してもよいですし、お野菜のエリアからビニール袋を持ってきて、好きな分だけ詰めても大丈夫。
私はせっかく詰めてくれたものを出すことが申し訳なく、少量のときはビニール袋に自分で詰めることが多いです。
必要な分だけ買う!というのが節約ポイントです。
12.100均の利用
アメリカには「DOLLAR STORE」や「99セントストア」のような、日本の100均のようなお店があります。
スーパーで凧が$1.80くらいで、「安いなぁ」と思い買いました。
後日100均でまったく同じものが売っていてビックリです。
スーパーで見つけて安いと思ったものが、さらに安く100均で売っていることはよくあります。
例えばスーパーで買える$3弱くらいの「ゴム手袋」。
まったく同じブランドではありませんが、100均で発見し使いはじめました。
使い心地は全く変わらず、スーパーのものと同じくらい長持ちします。
品質が同じなら、安いものを買って節約したいですよね!
13.ディスプレイマジック
どのコストコにいっても必ずあるもの、それはテレビ!
きれいな映像が流れて、入口が華やかなんて思っていたこともあります。
でも、入口付近に「お値段が高めの商品」を陳列するのはコストコならではだそう。
値段の高いものから低いものをみると「安い」と思う効果があるのだとか!
聞いた話なので真相は定かではありませんが、気をつけたいですよね。笑
14.袋買い
スパイスはいろいろなスーパーを比べましたが、ボトルに入ったものはどこも値段が似ています。
私が見つけたなかで一番お得なのは「袋売り」。
どのスーパーでもあるわけではないのですが、「Natural Grocer」が安いです。
オーガニック商品も豊富なのもうれしいポイント。
15.ガロン買い
お水を買うなら「gallon(ガロン)」がおすすめです。
Filtered Waterという「ろ過」されたお水なので、いろいろな不純物が取り除かれ水道水よりクリーンです。
ただ体によいミネラルなども取り除かれてしまうので、飲料用であれば「Mineral Drops」を足しています。
リキッドタイプのミネラルで、水にたらし混ぜるだけ。
そのドロップはかなり長持ちするので、それを考慮してもお水をボトル買いするより安いです。
ちなみに「1 gallon」=「約3.8リットル」
写真の小さいのが「3 gallons」=「約11.4リットル」で$0.75で買えます。
大きいのは「5 gallons」=「約18.9リットル」で$1.25です。
車からお家に運ぶのは一苦労ですが、まとめ買いでお得なものは「まとめ買い」が節約ポイントです。
16.SAVERSでセーブ
スーパーではないのですが…
アメリカでよくみかける「SAVERS(セイバーズ)」という古着や中古品が買えるお店。
お店にあるものは、ほとんどが「Donation(寄付)」によるもの。
だれでも寄付することができ、寄付すると写真のディスカウントクーポンがもらえます。
「$100まで30%オフ」
中古品だけでなく、シーズンオフ商品やオーバーストックのものなどがあったり、1度のぞいてみるのも面白いと思います。
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