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外国人が思考停止する日本のマナー「なぜか日本ではやってはいけない」7選

日本人が周りに配慮し行うマナーには、外国人が「素晴らしいね」と感動するものがあります。

それともう一つ、周りに配慮するがゆえ「『しない』ことが良いとされるマナー」もあります。

例えば電車の中で大声で話さない、ヘッドフォンで音漏れさせないなど。

今回はその「しないことが良い」日本のマナーの中で、外国人がショックを受けるほど驚いたものを集めました!

それをしないことが日本では良いマナーになることは、日本や日本人を深く知れば外国人も理解できる。

しかし今回紹介するものは、アメリカでは良くも悪くもなかったり、真逆といって良いほど違うものもあったりで、アメリカ人は動揺していました。笑

日本とアメリカのマナーの違いが面白い!私の周りの海外の人(アメリカ人)の反応になりますが、7選いってみましょう!!.

外国人が驚く日本のマナー7選

知らない人とアイコンタクトは極力とらない

日本の電車の中でアメリカ人が言いました。

「みんな下向いてるね」

スマホをいじっている人、本を読んでいる人、何もしていない人…色々な人がいましたが、確かにみな視線が下を向いています。

「目線を外したいっていう意識もあるんじゃないかな?」

「どういう意味?」

「目が合わないように」

アメリカ人は「へえ」と言いつつ、不思議そうに乗客を眺めています。

日本では「目を合わせる」と気まずくなるので、特定の場面で「合わせないこと」、または「合うような状況を作らないこと」がマナーとして認識されている様に感じます。

ある日、アメリカ人とのウォーキング中。

私がすれ違う人とアイコンタクトをとり、手を振り「ハーイ」と挨拶しているのを見て…

「Yuriがいてくれると助かる!!」

「なんで?」

「私こういう挨拶ってあまり得意じゃないから」

「そうなの?アメリカ人はみな無意識にしてると思ってた!笑」

「何もしないで素通りする方が気まずいから、するけどね」

「アイコンタクトをすること」より「アイコンタクトをしないようにする事」の方が気まずいと聞いて「なるほどなぁ」思いました。

しかしある日アメリカで、お友達とショッピングモールを歩いていたとき。

反対方向から歩いてくる男性と、すれ違いざまに目が合いました。

クセのようになっているのでニコッと微笑むと、相手が足をとめて私に話しかけてきました。

非常に困りましたが、友達が配慮してくれなんとかその場を乗り切りました。笑

「あの人Yuriが自分に興味があると思ったんだと思うよ、笑」

「そうなの?!」

「アイコンタクトには色んな意味があるからね」

「それは気をつけないと」

「良いスマイルだったし、Goサインだと思ったんだよ、笑」

アイコンタクトが自然に行われるアメリカでも、知らない男性とのアイコンタクトは気をつけないといけないなと思いました。笑

相席はできるだけしない

ある日、色々なタイプの座席がある電車に乗り込み、アメリカ人が言いました。

「席空いてるのに、どうして誰も座らないの?」

よく見てみると、四人掛けの椅子の片方に人が座り、向かい側が合いているという座席がいくつかありました。

「近すぎて、気まずいからじゃない?」

「『目が合ったら気まずい』って言ってたやつ?」

「目が合っても気まずいし、距離も近いから、脚が当たったりしたら気まずいからかなぁ」

「そうなの?!」

「私みたいに全然気にしない人もいると思うけど!」

「もしかしてこの場合、座らないのがマナー?!」

なぜだか分かりませんが、こんな状況では「座らないのが暗黙のマナー」と感じることがあります。

子供や足腰の弱いお年寄りなど、座らざるを得ない場合以外、私のように健康な人間が10分程度の乗車のために、向かい側に座る…

なんとなく日本では躊躇します。笑

もし電車に乗っているのが全員アメリカ人なら、アイコンタクトをとって「ここ座っていいですか?」と聞いて座り、相席した人と会話が始まっても不思議ではありません。

アメリカ人には座る前に「座っていいですか?」とか「ここ合いてますか?」って聞いたら良いと思うよと言っておきました。

スモールトーク(雑談)は必要以上にしない

スーパーのレジで。

「いらっしゃいませ」とキャッシャーが挨拶をし、アメリカ人が「ハーイ」と挨拶しました。

キャッシャーは商品のスキャンを黙々と始め、いつもの光景に見えましたがアメリカ人には違ったようです。

スーパーを出ると…

「私何か間違ったことしたかな?」

「え、どうしたの?」

「レジの人、目を合わせてくれなかったから」

「あぁ、ハーイって挨拶したとき?」

「そう、何の反応もなかった」

「ハーイって言う人の方が少ないから、反応に困ったんじゃない?」

「日本では話しかけないの?!」

昔からよく行くスーパーで、レジの方とも顔なじみだとまた違うのかもしれません。

また、レジはレジでもアパレルやブランドのお店などでは違ってくると思いますが…

レジがスムーズに進むための配慮の一つとして「話しかけない」というのも、日本にはマナーとしてあるような気もします。

アメリカ人はキャッシャーから反応がなかったので、マナー違反をしてしまったと感じたみたいです。

アメリカではスーパーのレジなら、「ハーイ」から始まり「お探しの商品はすべて見つかりましたか?」というパターンが日常的です。

さらにお客さんが買った商品を見て「これ美味しいですよね!」

または「その帽子かわいいですね」や「そのアイシャドウ素敵、どこのブランド?」などと聞かれ、会話が始まることもあります。

スモールトークの見方はとても面白く…

日本では「気まずいから話しかけないで」と思う場面ってありますよね!例えば知らない人と二人っきりのエレベーターとか、Uberやタクシーの中とか。

私は話しても話さなくても気まずくはないですが、そんな場面で「話す」を選択する日本人は少ないと思います。

「アメリカではどう?」

「話すことが多いかな」

「話すのがマナー?」

「マナーではないと思うけど、私は話した方が気が楽」

「そうなの?」

「シーンとした空気って気まずいって感じるから」

アメリカでは「話さないと気まずいから話す」を選択する人もいるみたいです。

アイコンタクトも「しないようにする方が気まずいからする」って言ってました。

また、アメリカ人には「話しかけられる」ことを自然と受け入れる人も多く、「知らない人に話しかける」または「スモールトークをする」ことは、プラスに働くことが多いです。

日本とアメリカでは捉え方が違く、話しかけることで日本人を困らせてしまうこともある、という事実にアメリカ人はショックを受けていました。笑

人と話すときは目を見続けない

「日本人と会話をするとき、25%くらい目を合わせるってどういう意味?」

日本が好きなアメリカ人の友人から、こういう唐突な質問を受けることがあります。笑

「25%?ちょっと聞いたことない、笑」

「ずーっと目を合わせてたらダメなんだって」

「恥ずかしがり屋の人と話す時ってことかな?」

「そんなこと書いてなかった」

「日本のマナーって紹介されてたの?」

「そう、ずっと相手の目を見すぎると、日本ではネガティブに捉えられることもあるって」

「確かに凝視されたら少し怖いけど、友達同士とかカジュアルな場面なら全然気にしなくていいと思うよ」

「面接とかフォーマルな場面なら、目を見たほうが良いよね?」

「確かにね、でも人の目を見て話すのが苦手な日本人は多いんじゃないかな」

「そうなの?恥ずかしいってこと?!」

目を見て話すのが難しい場合、相手の眉間辺りを見ましょうなんてアドバイスを見たことがあったような気がします。

「眉間?!ちょっとそれ心地悪い、笑」

「心地悪い?笑」

「だってそこに視線を感じたら、『なんか付いてるのかな?』って不安になる、笑」

「確かに、そう誤解されたら厄介だね、笑」

アメリカでは「恥ずかしいから目を見ない」というのは伝わりづらいらしく、「何で目を見てくれないのかな?」「話に興味がないのかな?」と誤解されかねないなと感じました。

でも日本人同士で話すときは、「目を見続けない」なんてマナーもあるんだなと、私にとっては新しい発見でした。笑

アメリカでは話すマナーといえば「注意を払う」くらいで、目を見るなんてことはマナーというより当たり前のことという認識だそうです。

それゆえそのアメリカ人は、自分が無意識にする行動が日本人を居心地悪くさせる可能性があることにショックを受けていました。笑

リギフティングはしない

外国人が感動する日本の常識」で「それ誰も食べなかったら誰かにあげて」と同僚が私に言ったように、「リギフティング」という習慣がアメリカにはあります。

ある日同僚に…

「これあげる」

「どうしたの?今日私の誕生日だっけ?笑」

何でもない日に突然ギフトをもらったので驚きました。笑

「開けてみて、笑」

「うん…何これ!便利グッズ?」

「そう、ケールやハーブの葉を茎からスーッってとれるの」

「え、すごいね!くれるの?」

「うん!良かった、Yuriなら絶対喜ぶと思った」

それは同僚がギフトとして受け取った物らしいのですが、ケールを食べないので私にリギフティングしてくれたそうです。笑

「ケール…って考えたらYuriの顔が浮かんだ、笑」

「嬉しい、ありがとう」

あげたい相手がなかなか見つからず、キッチンに眠っていたのを見つけたと細かく教えてくれました。笑

「リギフティングである」とは伝えず、自分が買ったギフトのように渡すこともあります。

気持ちだけを受け取り、使わない、食べないなど無駄にならないように誰か喜ぶ人にあげる。

「日本ではなかなかできないんだよね」

「え、リギフティングしないの?!」

「うん、受け取って使わないままタンスの肥やしになってたりする、笑」

「えー、もったいない」

「そう、もったいないよね。でも使わなくても、有り難くとって置くことがマナーみたいな空気は感じる」

「ギフトは一度あげたら相手のものだから、好きにしてくれて全然構わないけどね」

「ギフトをくれた相手の気持ちを察する」と一言にいっても、くれた相手の考え方次第で全然変わってくるな〜面白いな〜と思いました。

好きじゃないとはハッキリ言わない

好みでないギフトをもらった時。

前回のお話で触れましたが、日本人なら多くの人が「ありがとう嬉しい」と、どんな物でも喜んで受け取る傾向がありますよね。

それは「気持ちが嬉しい」ということ。

もちろんアメリカ人も「気持ちが嬉しい」というのは同じです。でも気持ちを有り難く受け取った上で、好みをハッキリ伝える人も普通にいます。

また「ギフトに込もった気持ちが嬉しい」かどうかではなく、「受け取ったギフトそのものが気に入ったかどうか」を知りたがる人もいます。

例えばクリスマスに仲の良いアメリカ人と、プレゼント交換をしたとき。

いくつかあるプレゼントの一つを開けながらアメリカ人が「ありがとね!ん…これ何?」

「メイクブラシをこうやって差し込んだり、洗った後こんな風に使って乾かすこともできるの」

私が説明していると…

「へえ、ユニークだね」

「こういうの好き?使う?」

「私は使わないかな」

相手に「こういうの好き?」と聞かれ、こんな風にハッキリ言う日本人はどれほどいるか。

ギフトは気持ちを受け取るものだから、「言わないことがマナー」という空気を感じることもあります。

でもこの私の友人が「ギフトに込もった気持ち」を無視しているかというと、そんなことは全くないですよね。笑

「Yuriはこういうの使う?」

「うん!」

「じゃああげる、使って」

「誰か好きそうな人周りにいる?いたらぜひ使ってもらって」

「そう?じゃあそうするね」

ハッキリ言ってくれたからこそ「あ〜こういうの好きなんだ、好きじゃないんだ」と、友人の好みが新たに分かりました。

しかしこの友人が、誰に対してもハッキリ言うかは分かりません。

めったにプレゼント交換をしない相手、または関係が浅い相手であれば、好みはハッキリ伝えず、後でリギフティングするなんてこともあると思います。

手作りの物をギフトで頂き、どんなに好みでなくても言いづらい、言わないアメリカ人もいると思います。

それゆえアメリカ人といっても、ハッキリ好みを言うか言わないかは、関係性や状況、その人の性格にもよります。

採用面接では個性を出さない

日本では採用面接の際に色々なマナーがありますよね!

そんな話をしていて、同僚に言われ面白いなと思ったのが「日本では面接で周りと違っていたらマナー違反ってこと?!」というもの。

アメリカ人には「日本のマナーを守る=個性を出さないこと」に聞こえたみたいで…

「日本ではこれが良いっていうスーツの色も決まってるの」

「じゃあみんな似たような服装で面接に行くってこと?」

「そう、女性は髪型、お化粧とか色々ある」

「ウソでしょ」

「特に大学生の就活は、マニュアル通りの身だしなみだから、みんな同じに見える」

「みんな同じにすることがマナーなの?」

「マニュアル通りが良いとされるスタンダードって感じかな」

「それを守らないとどうなるの?」

「分からないけど、そんな基本的なマナーも守れない人みたいなレッテルが付くのかも」

「周りと同じでいること良いと高評価されるってこと?!」

もうショックの連続でした。笑

アメリカはマニュアルではなく、「常識の範囲内」で考えることが多いように感じます。

「常識のある人」という評価は大事でも、「周りと同じこと=常識的である」という判断はないと思います。

日本は面接の受け答え方も、マニュアルがあったりしますよね。

アメリカでも面接の傾向と対策みたいなものは見かけますが、面接でよく聞かれるこの質問で会社が知りたいのはこういうこと、だからこんな自分の良さをアピールしましょうというようなもの。

こういう文章でこう答えましょう!というタイプのマニュアルとは違います。

アメリカ人が感じた「日本の面接マナーを守る」ことは「個性を出さないこと」という違和感は、とても興味深いなと思いました。