海外の人がクレイジーと反応した「こんなの日本だけ」19選

海外の人が日本で「こんなの日本だけ」と反応するとき。

素晴らしいものを見たとき。

素晴らしいおもてなしやサービスを受けたとき。

今まで見たことのないものを見たときなど、色々ありますよね!

今回はその中でも、海外の人が日本で「クレイジーなもの」を見たときの反応です。

日本人にとっては、例えば海外のレストランですごい量がでてきてクレイジーと思う事ありますよね!

見慣れているものが異なれば、日本人が驚くような反応もたくさん!

海外の人(アメリカ人)がクレイジー!こんなの日本だけ!と驚いた」19選いってみましょう!

1.エスカレーター

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-短いエスカレーター

「あれ見て!」

そう言われて見たら、この短いエスカレーターがありました。

「どうしてこんな短いエスカレーターを作ったのかな?」

車椅子や足が不自由な人のためかな。

スロープは作れなかったのかなぁ。

何でだろう…と、私も答えに困りました。

「エスカレーターがこんなに短いなんてクレイジー」と言われました。笑

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-長いエスカレーター

日本のものすごく長いエスカレーターも!

大江戸線に乗ったとき、長いエスカレーターをぐんぐん下って行って不安になってしまったみたいで…

「こんなに地下を下がったことないよ」

「どれだけ深いのか考えるとゾッとする」

確かに日本の地下鉄は、路線図をみるとクレイジーだなぁと私も思います。笑

私も大江戸線のエスカレーターを下りながら、「確かに深い…」考え出したらゾッとしました。笑

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-1人用エスカレーター

この細いエスカレーターをみたときは「細いね~一人用?」と聞かれました。

一人用エスカレーターもはじめて見たそうです。

2.なんでも小さい

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-小さい冷蔵庫

日本人がアメリカに行くと、なんでも大きいと感じることがありませんか?

それなら、アメリカ人が日本に来れば「なんでも小さいな」と思わないはずもないですよね。笑

しかし、「小さい!!」と驚いていたものの種類が面白かったです。

まずは冷蔵庫。

「日本にはこんなに小さいのがあるの?!」

日本の平均的な家の間取りは、アメリカと比べると狭く、キッチンスペースもコンパクトです。

「スペースが限られているから、ニーズに合わせた大きさなんだと思うよ」

アメリカでは二人暮らしであっても、日本の四人家族が使うような大きさの冷蔵庫を使います。

「日本の商品から、日本の生活が見えてくるの面白いね」と言っていました。

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-交番

それと、交番!笑

「KOBAN」と英語で書かれた看板をみて、「KOBANってなに?」と聞かれました。

実はアメリカに交番はないんです。

だから、交番がどんな役割を果たすのか説明しました。

「警察署ってことだよね?ずいぶん小さいね」

「警察署は大きいのがあるんだけど…」なんて説明をしながら、交番のおまわりさんはそのエリアの治安を守ったり、道を聞いたり、落とし物を届けたり…

警察署よりもっと気軽に行けるところだよ~なんて話もしました。

そしてある日、おまわりさんが自転車でパトロールしているところを目撃!

「自転車?!」と驚いていました。

アメリカでは都会なら徒歩で巡回するおまわりさんもいると思いますが、ほとんど車です。

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-アサヒスーパードライ

「本当に何でも小さい」と見せてきたのはビールの缶。

そして軽トラをみた時とき「アメリカにもほしい」と言っていました。笑

アメリカには軽トラも、軽トラのようにコンパクトだけど中が広々とした車もないので、輸入したいそうです。

3.キャバクラ

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-キャバクラ

私が案内していたアメリカ人の方は、ホストクラブの存在をYouTubeで観て知っていました。

そこで、キャバクラの看板を見たとき「これはホストクラブの反対で、女の子と飲める場所だよ」と教えてあげました。

ホストクラブの存在もクレイジーだったそうですが、キャバクラにもびっくり!

「日本の飲み文化は深いね」

ついでにガールズバーやもう少しディープなお店の話もしたら、「普通に日本観光に来ただけじゃなかなか知れないね」と言ってました。

アメリカでもロサンゼルスなど場所によっては、日本のキャバクラがあると聞いたことがあります。

私は逆に「アメリカでアメリカ人は行くのかな?」とふと不思議に思いました。

4.立体駐車場

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-立体駐車場

「なんてクレイジーな造り…」

そう言って見ていたのが立体駐車場。

車が停まっていたので、駐車スペースであることは理解できたようです。

でもどうやって上に車を持ち上げるのか、下に車があったら上の車は出せるのか、色々なことを考えていたみたいです。

私も実際よく分からないので、「すごいよね」と一緒に考えていました。笑

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-立体駐車場

その後、たまたま通りかかったのがこの駐車場。

「これはどういう仕組みか知ってるよ」

そう言って説明をしてあげると、「これは駐車場の未来だよ!」と言っていました。笑

頭から入ってきた車が、このターンテーブルで回って、バックで駐車場に入っていく様子。

戻ってきたお客さんの車が、扉が開くとそこにすぐ用意されたこと。

「Wow!」が止まらなかったみたいです。

私も子供のころ、お父さんが車をこのタイプの立体駐車場から出す様子をみて「わぁ~」って思ったのを思い出しました。

アメリカの広々としたスペースの駐車場に、私としてはWOW!ですが、アメリカ人には縦長の駐車場が珍しかったみたいです。

5.宝塚

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-宝塚中吊り

アメリカ人の方が日本の男性を見て、女性と間違えることがあると言っていたことがあります。

特に色白で細く、ひげも薄いと、声を聞くまで区別が難しいそうです。

そんなことを聞いていたので、電車の中でこのポスターをジーっと眺めているアメリカ人の方に「あれは全部女性だよ」と伝えました。

「女性?!」

「てっきり女の子みたいな男の子かと思った!」

宝塚という劇団があって、所属しているのはすべて女性で、男性役も女性がやるんだよ~と説明しました。

それと、女性のファンが多いことを伝えると「男性の格好をした女性に女性が憧れるってこと?」

「そう」

もうクレイジーと言いたい気持ちは顔を見れば分かりました。笑

6.キスマイフット

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-kissmyfoot2看板

「すごい名前だね」

と言われて見たビルボードにはアイドルの彼らが!

今まで気にもしませんでしたが、そう言われるとキスマイフットってすごい意味の英語がグループ名なんです。笑

誰かに言えば「足にキスしろよ」みたいな意味になります。

王様が命令でいうような状況を思い浮かべます。

英語では「kiss my feet」になるのでfootではないのですが、キスマイフットと聞いてアメリカ人はkiss my feetを連想するそう。

「でもkisのsが1つ足りないから、そういう意味でつけたのではないかもね」

そんな会話をして終わりました。

7.高級な犬

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-犬の値段

日本のわんちゃんの値段はアメリカと比べ高めです。

たまたま入ったペットショップで売っていたマルチーズのお値段に仰天!

「どうしてこんなに高いの?!」

アメリカで100万円もする犬は、私の経験上見たことがありません。

このお店のわんちゃんが異常に高価だったということもありますが、全体的に日本はペットの値段が高いと思います。

アメリカではどんなに高くても$30から$2000(今日の為替で約3400円~23万円)くらいでしょうか!

Humane Societyというペットを保護する施設がアメリカ全体にあり、そこにいるペットを家族として受け入れる人もとても多いです。

その場合にかかる費用は、だいたい$50から$400(今日の為替で約5700~4500円)くらいです。

私もポメラニアンを飼っていたのですが、アメリカで高いとされる23万は軽く超えました。

このマルチーズと同じように両親がチャンピオン犬だったのですが、そんなことは割とどうでもいいかなという感じでしたが、それも値段が上がる理由みたいです。

アメリカでチャンピオン犬の赤ちゃんとして値を上げたとしても、100万円払う人はだれもいないと思います。

8.ラブホテル

ラブホテルの料金表に「休憩(Rest)」と英語で書かれているのをみて、この会話がはじまったと思います。

「このホテルを休憩で利用する人がいるの?」

「うん。ホテルじゃなくてラブホテルって言うの」

「ラブホテル?!」

そこからラブホテルについて説明すると、その存在に驚かれていました。

そしてラブホテルを利用して、そういう行為をすることが当たり前になっていることにも。

その後、街歩きをしていたとき「気づかなかったけどラブホテルけっこうあるよね」と言われました。笑

9.ビューティーグッズ

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-partsbijin-あご

ビューティーグッズは違う種類を見るたびに「グレイジー」が止まらなかったものでもあります。

「美」に対する意識というのは国によって違うと思いますが、「アメリカ人と日本人の美に対する違い」を学ぶきっかけになりました。

例えばこのパーツ美人。

「小顔補正用って書いてある」と私が言うと、「小顔になるためにここまでするの?!」とビックリ。

ちなみにアメリカで「顔が小さい」と表現するとき「small face」とは言わず、「small head」と言います。

顔は頭に含めて「頭が小さい」というようなニュアンスになり、顔が小さくなりたいと言っているアメリカ人に私は会ったことがありません。

中肉中背で頭(日本でいう顔)の小さいアメリカ人の子は、体と頭のバランスが悪いことを気にしていました。

頭が小さいと言われると、体形は気に入っているだけに、頭がもう少し大きかったらな…と言っていました。

それゆえ、アメリカで「顔小さいね」を日本での誉め言葉のように使うのはあまりおすすめしません。

「顔小さいから何なの?どういう意味?」って聞かれそうな気もします。

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-noseshaper

「Nose Shaper」という名前の意味が分からなかったそうです。笑

日本人は西洋人のような鼻筋の通った鼻に憧れる傾向がありますが、アメリカ人にとって「鼻筋がほぼない」という意味を理解するのに時間がかかっていました。

そこでアメリカ人がかけていたサングラスを私がかけて、「ほら、私は鼻筋がないからずるって落ちちゃうでしょ」と説明。

私の鼻をみて「確かにここの高さが低いね」

いままでそんなことを意識したことがなかったそうです。

以前私のお友達が、鼻筋が通って、先がツンときれいな鼻をしたアメリカ人に「そういう鼻に憧れる」と心から言ったときのこと。

「私の鼻大きいから嫌いなの。あなたの小さい鼻に憧れる」とアメリカ人の子が言ってて、ほう!と思ったことがあります。

ものの見方の違いは非常に面白いです。

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-gosso

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-gosso

もう「オーマイガー…」です。

欧米ではカミソリよりワックスと書いてありますが、人によると思います。笑

私が案内していたアメリカ人は、ブラジリアンワックスは知っていたものの、この鼻毛処理法は衝撃だったみたいです。

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-へそゴマトール

その後もクレイジーがつづきました。笑

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-白ゆび姫

「へえ~こんな商品があるんだ」と日本人なら買う人もいそうだななんて流せそうなものも、その感覚のない海外の人にとっては驚くものばかり!

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-challyponpon

「見た目はクレイジーだけど、実用性がありそう」と思ったのが私の頭の中で、アメリカ人の方は「クレイジーアイデア」です。笑

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-ヤケーヌ

日本の美容グッズを見ててよく分かったのは「日本人は焼けたくないということ」そう言っていました。

たしかに写真のようなものからアームカバー、あと何かと「美白」とつくものを沢山みかけました。

「どうして白い肌にそこまでこだわるの?」

そう聞かれて、私も色白の方がきれいとかあまり肌の色を基準に考えたことがなかったので答えに困りました。

「ユリは日本人だけど黒いよね」

そうなんです。私はビデオの中では白く見えますが、実際はかなり小麦色です。(焼いてません)

「黒いほうが良いって時代もあったけど、いまは白くなりたい人が多いね」

「きれいな小麦色は健康的に見えていいよ」と、ぽんと肩をたたかれました。笑

10.自販機

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-変わった自販機

日本の自販機の数にも驚いていましたが、「クレイジー!」がでたのは飲みもの以外のものが買える自販機を見たとき!

見えづらいですが、これはラーメンが買えます。

他にもアイスクリーム、パン、バナナ、お花など挙げればきりがないほど日本にはありますよね!

飲みものですが、温かいものが自販機で買えることにも感激されていました。

アメリカにも自販機はありますが、冷たい飲みものとお菓子くらいです。

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-小さい自販機

「見てこの小さな自販機!!」

そう聞かれて見てみると、こんな小さな自販機が!!

「車いすの方や高齢者用かなぁ」

そう私が言うと、「お金を入れる位置を下げたりするんじゃなくて、小さい自販機を作っちゃうのが日本らしいね」と言われました。

そう言われ「あーこの高さなら子供もメニューが見れるよね!」

「ほんとだー!」

なんて実際のところは分かりませんが、一緒に感動しました。

11.フクロウカフェ

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-ふくろうカフェ

猫や犬のカフェを聞いたことがあったみたいで、「飼いたくてもアパートのルールとかで飼えない人もいるのかな」

そんな感じで、ニーズに応えたサービスだねなんて話をしていました。

でも、このフクロウカフェには「フクロウ?!」と目を丸くされていました。笑

興味はあるものの、カフェに入ったらフクロウの気持ちが気になっちゃうから大丈夫と言われました。

フクロウがどんな生活を好むのか分かりませんが、カフェで大切にされていることを願います。

12.和式トイレ

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-和式トイレ

「どっち向きにしゃがむの?」

確かに何も日本のことを知らなかったら、壁に向かって座るなんて分からないですよね。笑

「日本人は小のときだけ使うの?」

「いや、どちらも」

そこで「クレイジー」と言われました。笑

しゃがんだ姿勢でなんて、落ち着いてできないそうです。

「なんでも慣れるものだよ」と言っておきました。

13.ハンモック美容院

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-ハンモックカフェ

実はこれをテレビで見る前に、ハンモックカフェを見たことがありました。

「座り心地どうなのかなぁ」くらいで、そこまで気にする様子もなかったのですが!

ハンモック「美容院」には驚いてました。

実際私も驚いて、「揺れたらハサミ危なくないのかなぁ」と不安だらけ。

「なぜ美容院にハンモック…」それが最大のクレイジーな不思議だったみたいです。

14.ロボットレストラン

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-ロボットレストラン

日本のクレイジーレストランと考えると、ロボットレストランが浮かびます。

ロボットをモチーフにしたレストランかと思いきや、ショーメインのお店みたいです。

「ロボットレストランというお店が日本にある」ということを知っただけで満足だったようで、中に入りたいとは言われませんでした。

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-ロボットレストランのロボット

「すごくお金がかかってそう」

「ラスベガスにあってもおかしくないよね」

こんなコメントのあと、このロボットに乗った写真を記念にとってあげました。

15.巨大わたあめ

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-原宿巨大わたあめ

「Wow」の先にあったのは、この巨大わたあめ!

「どうやって作るんだろう」それが気になったみたいでお店へ。

手際よく巨大なわたあめを作る店員さんに「すばらしいテクニック」と絶賛していました。

「食べよう食べよう!」そう言われましたが、どうやら列が長かったらしく、「ん~見れたから十分」とすぐお店を去りました。笑

16.渋谷のディズニーストア

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-渋谷のディズニーストア

アメリカにもディズニーストアはあります!

でも、アメリカにもないものがこのお城の入口。

「日本のディズニーストアはすごいことになってるね」と言っていました。

ディズニーストアだけでなく、入口のデザインがこったお店やレストランなどにも興味深々!

日本の街並みは本当に賑やかで、海外の人目線ではクレイジーなものが沢山あります。

17.渋谷スクランブル交差点

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-渋谷交差点

もうどれくらいの海外の人が、これをみてクレイジーと言ったのでしょうか!

カメラを片手に交差点を渡る海外の人を、見ない日がないくらいですよね。

最近は、車がびゅんびゅん走る交差点の真ん中に立って、より人目を惹く写真やビデオをとろうとしている人もいて、ハラハラします。

海外の人からの「Crazy!!」が沢山聞けるスポットだと思います!笑

18.マリカー

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-路上マリオカート

日本人の私もクレイジーだと思ったのがコレです!

「マリカー」は、任天堂やゲームのマリオカートとは無関係とのことです。

日本の公道を走るために設計されているゴーカート車両で、日本で有効な運転免許が必要とホームページに書いてありました。

日本に住んでいる日本人でもあまりやらないようなことを、海外の方が日本で楽しんでいるのを見ること、たまにありますよね!

日本ならではの事でなくても、日本で楽しんでいる様子を見るのはうれしいです。

19.プリクラ

アメリカ人クレイジーと驚いた-こんなの日本だけ-プリクラ

最近のプリクラは、仕上がりが誰だかわからない感じになりますね。笑

それをみて爆笑しながら「クレイジー」と言っていたのが印象的でした。

アメリカでも日本の高性能プリクラ機がある場所もあります。

でも、人気の程は分かりません。

私はめっきりプリクラをとらなくなりましたが、今プリクラってどんな扱いなんでしょうか?ちょっと気になります。

「こんなの日本だけ」と海外の人が思う中でも、「クレイジー」なものに注目してみました。

「言われてみればクレイジーかも」と思う発見もあったり、日本を違う角度から見るのは本当に楽しいです。

以上17選お楽しみいただけましたら幸いです。

留学して変わった「英語力どうでもいい」

アメリカ大学での最後の学期。

卒業を見据え就活をはじめる前に、ふと思ったことがあります。

「もう英語から解放されたい」

英語を習いはじめたころから英語が好きで、「英語が話せるようになりたい!」と留学を決めました。

このお話は、長い時間とお金をかけてアメリカの大学まで卒業したのに、英語から離れる道を選んだ私のお話です。

英語が嫌いになりそう

「留学生活でやれることはやりきった」

そう思う一方で、「英語力が思うように話せるようにならなかった」という現実がありました。

詳しく気になる方は「英語が話せないから留学」をぜひチェックしてみて下さい。

「英語は向いてないのかも」

なんでもとことんやる性格なので、英語にもフルパワーで挑戦してきました。

それゆえ、アメリカの大学卒業間近の低い英語力を結果として受け入れるしかありませんでした。

「これ以上追い求めたら、英語が嫌いになりそう」

就活

「留学で後悔したこと」で触れましたが、アメリカではじめた日本にある企業への就活。

「英語とは関係のない職種を探そう」

え?!と驚かれるかもしれませんが、英語はおまけくらいの、英語需要の低い仕事を探しました。

「とことんやってダメだったから、思い切り離れてみよう」

そんな直感のようなものと、英語力を重視した業種に応募することへのためらい。

ためらいは強く、でもためらいを理由にしたくもなく、「直感を信じよう」なんて結論づけた部分もありました。笑

ただ直感を昔から信じて、良い方向に進むことが多かったというのも事実です。

唯一の心配は、両親がどんな反応をするかということ。

アメリカ留学から帰った娘に、どんな道を進んでほしいか。

それは容易に想像できました。

金銭的なサポートを全面的にしてもらい、どんな顔で話せば良いのか不安で仕方ありませんでした。

ついに日本帰国

両親に本当の気持ちは言えず、卒業前から就活をはじめているということだけ話したような気がします。

「留学で後悔したこと」で話しましたが、就活にはとことん苦戦しました。

卒業前、エントリーシートを送った会社は全滅。

その後も何枚写真をとって、履歴書を書いたか分からないほど、毎日就活に没頭しました。

面接官の疑問

英語とは無縁の業種を希望していたとはいえ、面接官が私の履歴書をみてどうやら気になるのは「アメリカ大学卒業」という経歴。

なぜ英語関係の仕事につかないのか。

逆にその専攻でアメリカ大学を卒業し、なぜこの会社のこの業種を希望しているのか。

TOEICの点数を見て、アメリカ大学まで出てこの英語力?

的を得て自己アピールをしない私を見て、こりゃだめだなと思う会社もあったと思います。

当時の私はなかなか気づかず、正確に自己分析もできていませんでしたし、面接の受け方もかなり自己流でした。

最終面接まで私を残してくれた会社は、私があまりに周りの人と違いへんてこなので、興味をもってくれたのかもしれません。

でも採用をもらえることはありませんでした。

それでも英語からは離れたい

就活に何度行き詰っても、英語関係の職種に軌道修正しようとは思いませんでした。

無い英語力をアピールする自信もまったくなかったのです。

「こんな英語力をアピールされても困らせるだけ」

英語をアピールしだしたところで、就活が上手くいく気もしない。

専攻分野と希望職種に関連性をもたせて、こんなことが御社に貢献できます!

それが私の中で1番のアピールポイントと思い込み、就活していました。

採用の連絡

「留学して後悔したこと」に登場した、企業セミナーで出会ったカウンセラーの男性。

その男性から素晴らしい励ましを頂き、行き詰っていた就活は終わりを迎えました。

英語力は相変わらず視野に入れなかったものの、自信を取り戻し、心から前向きなエネルギーは面接官に伝わったのではないかと思います。

英語とは無縁の仕事

私という人材を必要としてくれる会社で働けること。

長く就活のプレッシャーと共に過ごしてきたので、晴れ晴れとした気持ちでいました。

しかしアメリカ大学卒業後、早く仕事を始めて両親を安心させたいと思っていたので、仕事が見つかったことは良かったのだと思います。

でも、仕事を見つけることだけでは十分でないことは分かっていました。

「英語はいいの?」そう思う母の気持ちはひしひしと伝わりました。

申し訳ないという想いが、消えることはありませんでした。

職場での不思議

職場のマネージャーは、私がアメリカ帰りであるということを「すごいよね」と皆に話しました。

「じゃあ英語ぺらぺらなんだ」

そう言われるのは恥ずかしく、「それが全然ぺらぺらじゃないんです」と本心でありながらも、相手には冗談に聞こえるという状態がつづきました。

ところがある日、英語で会社に電話があり、パニックになった社員さんが私に助けを求めました。

その対応を無事に終えると、「これからは英語の対応は、あなたがいるから大丈夫だね!」

そんな言葉をもらいました。

そしてそれ以来、英語関係の対応は内線がかかってきて、私がすべて受けつけることに!

「英語が話せる人がいて心強いよ」

そんな風に言ってもらえることがうれしく、英語での対応が楽しみになる自分がいました。

そして芽生えた想い

「こんな私の英語力でも役に立つんだ」

もっと活かせる場所はあるのかもしれない。

母が少しでも喜べばと思い、英語を使っているということを伝えてみました。

「そうだよ。英語活かした方がいい。英会話の先生とか興味ないの?」

「興味…あるかも」

新たな挑戦の扉が開けたような気がしました。

同時進行はよくないと、まず会社に辞表を提出しました。

最後の日をきっちり終え、会社を去り、また就活をはじめました。

自信に満ちた就活

新しい挑戦にわくわくする気持ちで、母の言葉通り「英会話講師」としての募集を探しました。

タイミングが良かったのか、募集がかかっていた会社が1件だけ見つかり、そこへ履歴書を送りました。

数日後、面接の連絡を頂き面接へ。

最初の面接、論述試験、模擬授業、社長面接、そして採用!!!!

以前の就活での体験が信じられないほど、あまりにもスムーズに決まりました。

履歴書を送ったのはこの会社だけで、仕事を辞めてすぐのことでした。

その後

「英語から離れたい」なんて思っていたことがウソのように、英会話講師としての仕事を心から楽しみました。

人に英語を教えることで、自分の勉強になったことも間違いありません。

英会話教室の生徒の年齢層は幅広く、英語以外にも「講師」として学び吸収できることも沢山ありました。

人としても成長する機会を与えてもらっているこの環境に、心から感謝し、エネルギーを余すことなく注ぎました。

生徒たちとの距離が近づくにつれ、生徒たちのために何ができるか、もっとできないか。

そんなことを寝ても覚めても考えるようになり、月日は流れていきました。

そしてある日、英語が嫌いな女子生徒が「先生が学校の英語の先生だったら、英語もっとがんばるのに」そう言ってくれました。

「確かに」

なんて、その意見に賛同する他の生徒たち。

他のクラスでも、「先生が英語の先生だったらいいのに」

私の中で、決意が固まりました!

学校の英語教師になる!

留学でゼロになった貯金も、就職後コツコツためたものが私を待っていました。

そこで、「点と点がどこでつながるかは本当に分からない」と驚いたことがあります。

オフィスで隣に座っていた先輩。

彼女はこの時点ではもう退職されていましたが、私の隣の席に座ったとき、ちょうど教員免許の資格を取ろうと奮闘していました。

その時教員免許に興味もなかったのですが、「どんな方法で取っているんですか?」と聞いたことがあります。

「通信でやってるの」

その時は、「ヘ~通信ていうものがあるんだ」くらいにしか思いませんでしたが、それを思い出し検索してみることに。

「通信は働きながら学びたいといった、キャンパスへ通えない人の学習ニーズに応えて創られた教育の仕組み」

「まさにこれだ!」

さらに繋がる点と点

アメリカですが大学を卒業したので、教員免許に必要な科目だけとれば良いのかと思えば大間違いでした。

高校を卒業した人は大学1年から。

日本の短期大学の単位などある人は、2年次または3年次に編入可能。

しかし、アメリカ大学の単位は認定されないとのこと。

※これらの条件は私が希望としていた通信制大学に限ってのものなのか、すべてに共通するものなのかは分かりかねます。

「日本の大学の1年生からやり直すなんて…」

でもここで点と点が繋がります!

実は、私はアメリカ大学編入学をしたので、日本の専門学校を卒業しています。

そして、その日本の専門学校でとった大学2年分の単位は、日本の通信大学で認定されるとのこと!!

「まさか、こんなところで日本で取った単位が役に立つなんて」

通信制大学の3年次編入を果たしました!

想像以上にハード

「教員免許をとるぞ!」と決めたときから、何があっても必ずやり通せる自信がありました。

しかし、この通信制大学の勉強が想像以上にハードでした。

必ず2年以内!と自分で決めたタイムリミットもあったので、頭の中は常に仕事か免許でいっぱい!

通信制大学は、やるもやらぬもすべてが自分次第。

計画性を持ち、モチベーションを高く保っていないと挫折してしまうと言っても言い過ぎではないと思います。

通信を簡単に説明すると…

課題を完成させるためにテキストを読み、レポートを書き、そのあと試験に合格すれば単位取得になります。

しかしそのテキストの内容がとても難しく、「これを自力で理解しろって、冗談でしょ」と思うようなものばかり。

真正面から全力でレポートに取り組んでも、何度も不合格をもらうほど難しく厳しいです。

テストは大学へ出向かなければならず、論述試験です。

通信の生徒は、先生の「ここテストにでるよ~」といったアドバイスもないので、試験範囲はその科目すべてを勉強します。

それに加えスクーリング、介護実習、教育実習があります。

通信制大学での教員免許取得に関しては、興味のある方がいた場合、また機会をもうけてお話したいと思います。

ちなみに日本での教員免許はアメリカでは有効ではありません。

自分を信じて良かった

すべての過程を終え、無事に「中学高校の英語教員免許」を取得しました!!!!

一時は大好きだった英語が、嫌いになりかけたこともありました。

「英語はもうやめよう」と英語から離れたことも。

でも「私が通ってきた道は、私をここへ導くためにあったんだ」

免許を取得し、通信制大学の卒業式に出たときの母の笑顔が、そのことを何よりも証明してくれていました。

直感

就活中、最悪な気分になることもありましたが、「いまこの最悪な状況さえ意味があったんだと思える時が必ず来る」そう思ってやってきました。

そして教員免許を取ったとき、そこから過去の点から点へとつながっていく、星座をつなぐ線のようなものが見えました。

意味のないことはひとつもなく、すべてに意味があった。

直感なんていうと大げさですが、「英語から離れる道に希望があるから」と導かれたような気がします。

どんな時も自分に正直に、ポジティブでいれば、行くべき道に導かれるものだと実感しました。

おまけ

ちなみに「デジャブ」が起こるとき、みなさんはどんな反応をしますか?

一番最初の会社である日電話を取ったとき、英会話講師として働いていたときオフィスで、教室で生徒に教えているとき、私はデジャブを経験しました。

デジャブは「自分が正しい道を歩んできているサイン」だと昔から信じています。

自分が選んできた道は正しいのか。

そんな不安に襲われたとき、デジャブで不安が和らいだなんてことも何度もあります。。

ポジティブに生きる1つのアイデアとして、「デジャブ」を覚えておいてくれると嬉しいです。